報道資料
平成25年4月1日
東北総合通信局
宮城V−Lowマルチメディア放送実験協議会の実験試験局に免許
−インターネット通信規格を利用した防災情報の伝送−
東北総合通信局(局長:富永 昌彦)は、宮城V−Lowマルチメディア放送実験協議会(会長:大江 章)から提出されていたV−Lowマルチメディア放送に係る実験試験局2局の開設申請に対し、本日付けで免許を付与しました。
宮城V−Lowマルチメディア放送実験協議会は、インターネット通信規格を利用した防災情報の伝送等に関する実証実験を行う実験試験局2局を開設します。
本実験試験局は、地上テレビジョンのデジタル化に伴い利用可能となった周波数(V−Low、注)を用いた新たな放送の検討を行うもので、東北管内では宮城県及び福島県喜多方市・会津地方において実験が行われています。
(注) 90MHz以上108MHz以下の周波数(旧アナログテレビジョン1chから3chに相当)を使用するものです。
1.免許の概要
申請者 |
宮城V−Lowマルチメディア放送実験協議会 会長 大江 章 仙台市太白区八木山香澄町26−1 |
識別信号 |
みやぎせんだいぶいろうじっけん |
みやぎけせんぬまぶいろうじっけん |
電波の型式 周波数 空中線電力 |
3M04 X7W
91.857142MHz
1kW |
3M04 X7W 95.285714MHz 10W |
無線設備の設置場所 |
仙台局:仙台市太白区 |
気仙沼局:気仙沼市 |
免許の年月日 |
平成25年4月1日 |
免許の有効期間 |
平成26年3月31日 |
2.実証実験の概要
(1) インターネット通信規格を利用した防災情報の伝送や蓄積音声放送の検証
(2) 自治体との連携ルールと標準規格化
(3) マルチメディア放送と多メディアとの融合による新たなサービスの検討
(4) 車載端末・電子サイネージへの配信
(5) 長期的な電波伝搬状況の調査や受信端末の検証
(6) 長期的なV−Low放送波中継局の検証
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