報道資料
平成25年11月13日
東北総合通信局
岩手県遠野市の消防・防災無線のデジタル化整備を支援
−「無線システム普及支援事業費等補助金」の交付を決定−
総務省は、11月12日(火)、岩手県遠野市に対し、消防・救急無線及び防災行政無線(移動系)システムのデジタル化に係る整備を支援するため、「無線システム普及支援事業費等補助金(周波数有効利用促進事業)」の交付を決定しました。
これらの無線システムがデジタル化されることにより、従来の音声通信に加え、様々なデータ伝送が可能となり、防災活動、救急・救命活動を支える通信基盤の高度化が図られます。
岩手県遠野市は、150MHz帯の周波数を使用するアナログ方式の消防・救急無線並びに150MHz帯及び400MHz帯の周波数を使用するアナログ方式の防災行政用無線を260MHz帯の周波数を使用するデジタル方式の無線設備にするための整備を行います。
これにより、従来の音声通信だけではなく、データ伝送を行うことで車両の位置情報、活動状況が的確に把握できるようになるとともに、携帯電話のように同時送受話通信が可能となるなど、防災活動、救急・救命活動を支える通信基盤の高度化が図られます。
【無線システム普及支援事業費等補助金(周波数有効利用促進事業)の交付決定概要】
(百万円未満切り捨て)
交付決定団体
(事業実施主体) |
総事業費 |
補助金額 |
事業の概要 |
岩手県 遠野市 |
803百万円 |
401百万円 |
遠野市の消防・救急無線及び防災行政無線のデジタル無線方式への一体整備 |
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