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報道資料

平成26年6月3日
東北総合通信局

防災行政無線(移動系)及び消防・救急無線のデジタル化整備を支援

−「無線システム普及支援事業費等補助金」の交付を決定−
 総務省は、東日本大震災等を踏まえ、市町村等が行う防災行政無線(移動系)及び消防・救急無線のデジタル化に係る整備を支援するため、無線システム普及支援事業費等補助金(平成26年度周波数有効利用促進事業)に申請のあった青森県の3団体に対し、補助金の交付を決定しました。

 青森県中泊町は、150MHz帯及び400MHz帯の周波数を使用するアナログ方式の防災行政用無線を260MHz帯の周波数を使用するデジタル方式の無線にするための整備を、鰺ヶ沢地区消防事務組合及び五所川原地区消防事務組合は、150MHz帯の周波数を使用するアナログ方式の消防・救急無線を260MHz帯の周波数を使用するデジタル方式の無線にするための整備を行います。

 これらにより、周波数の有効利用に加え、従来の音声通信だけではなく、データ伝送を行うことで車両の位置情報、活動状況が的確に把握できるようになるとともに、携帯電話のように同時送受話通信が可能となるなど、防災活動、救急・救命活動を支える通信基盤の高度化が図られます。

【無線システム普及支援事業費等補助金(周波数有効利用促進事業)の交付決定概要】
 

(百万円未満切捨て)

交付決定団体
(事業実施主体)
総事業費 補助金額 事業の概要
青森県 中泊町 217百万円 108百万円 防災行政無線のデジタル無線方式への整備
青森県
鰺ヶ沢地区消防事務組合
360百万円 180百万円 消防・救急無線のデジタル無線方式への整備
青森県
五所川原地区消防事務組合
731百万円 365百万円 消防・救急無線のデジタル無線方式への整備

連絡先
  東北総合通信局
  無線通信部 陸上課
  TEL 022-221-0682

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