本年5月30日開催の観光立国推進閣僚会議(主宰:内閣総理大臣)の第7回会合で決定された「観光ビジョン実現プログラム2017」(観光ビジョンの実現に向けたアクション・プログラム2017)において、誰もが一人歩きできる環境の実現に向けて地方の観光地等で多言語音声翻訳システムの実証実験を実施することを掲げております。
また、東北地方においては、「明日の日本を支える観光ビジョン」に掲げられた2020年に東北6県の外国人宿泊者数を150万人泊とする目標実現に向けて、対面で、きめ細やかな案内サービス等を提供できる施設を増やすことで訪日外国人旅行者の利便性・満足度を向上させ、誘客を促進することが必要です。
そのため東北運輸局及び東北総合通信局では、多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」を活用した「東北地域における多言語コミュニケーション強化推進実証事業」を実施します。
(※)「VoiceTra」は、「言葉の壁」を越えたコミュニケーションの実現を目指して、総務省所管の国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した多言語音声翻訳技術の実証実験のために公開しているものです。その基盤となる技術を活用した民間企業による製品・サービスの提供も進んでいます。
(VoiceTraに関すること)
東北総合通信局
情報通信部情報通信連携推進課 鈴木、菅
TEL:022-221-0753
(実証実験に関すること)
東北運輸局
観光部観光企画課 花沢、鈴木、加藤
TEL:022-791-7509