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報道資料

平成29年9月8日
東北総合通信局
東北運輸局

東北の観光施設等で多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」を
活用した実証実験を実施

− 訪日外国人旅行者が一人歩きできる環境の実現に向けて −
 東北運輸局及び東北総合通信局は、東北を訪れる外国人旅行者が誰でも一人歩きできる観光の実現に向けて、平成29年9月〜平成30年2月までの間、管内約100箇所の観光・宿泊・交通施設等を対象として多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」(ボイストラ)(※)を活用した実証実験を実施し、東北各地の観光・宿泊・交通事業等に関わるスタッフの接客面の多言語コミュニケーション力の強化及び多言語音声翻訳システムの普及促進を図ります。

 本年5月30日開催の観光立国推進閣僚会議(主宰:内閣総理大臣)の第7回会合で決定された「観光ビジョン実現プログラム2017」(観光ビジョンの実現に向けたアクション・プログラム2017)において、誰もが一人歩きできる環境の実現に向けて地方の観光地等で多言語音声翻訳システムの実証実験を実施することを掲げております。

 また、東北地方においては、「明日の日本を支える観光ビジョン」に掲げられた2020年に東北6県の外国人宿泊者数を150万人泊とする目標実現に向けて、対面で、きめ細やかな案内サービス等を提供できる施設を増やすことで訪日外国人旅行者の利便性・満足度を向上させ、誘客を促進することが必要です。

 そのため東北運輸局及び東北総合通信局では、多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」を活用した「東北地域における多言語コミュニケーション強化推進実証事業」を実施します。

【目的】
(1)接客場面におけるスタッフの多言語コミュニケーション力の強化
(2)「VoiceTra」の品質向上及び多言語音声翻訳システムの普及促進
【実施期間】
平成29年9月11日〜平成30年2月末日
(9月11日〜19日までの間、東北6県で順次利用説明会を開催。)
【対象施設】
東北各地の広域観光拠点地区を重点とした約100箇所の観光案内所、宿泊施設、交通施設等
 

(※)「VoiceTra」は、「言葉の壁」を越えたコミュニケーションの実現を目指して、総務省所管の国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した多言語音声翻訳技術の実証実験のために公開しているものです。その基盤となる技術を活用した民間企業による製品・サービスの提供も進んでいます。


連絡先

 (VoiceTraに関すること)
  東北総合通信局
  情報通信部情報通信連携推進課 鈴木、菅
  TEL:022-221-0753

 (実証実験に関すること)
  東北運輸局
  観光部観光企画課 花沢、鈴木、加藤
  TEL:022-791-7509

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