報道資料
令和元年5月9日
東北総合通信局
災害時における情報伝達手段の確保を支援
− 地上テレビジョン放送用可搬型送信設備の災害時の開設を想定した運用訓練の実施 −
東北総合通信局(局長:田中 宏)は、「阿武隈川上流総合水防演習(阿武隈川左岸)」において、福島県郡山市(市長:品川 萬里)とともに、災害時に地上テレビジョン放送局の被災により放送が継続できない場合の代替等として活用する地上テレビジョン放送用可搬型送信設備(注)の貸出及び運用訓練を実施します。
この訓練では、地上テレビジョン放送用可搬型送信設備の展示を行うとともに、災害発生時を想定した機器の貸出訓練、機器の設置訓練及び実際に電波を発射して周辺での受信確認を行います。当日は、阿武隈川上流総合水防演習会場の一部において、カーナビ等で受信することが可能です。
1.日時
令和元年5月26日(日)
8時00分〜(機器の設置訓練)
9時30分〜(電波発射)
10時00分〜13時00分(展示・説明)
2.場所
3.運用訓練の概要
阿武隈川上流総合水防演習会場に、地上テレビジョン放送用可搬型送信設備及び送信用のアンテナを設置し、実際に電波を発射します(送信チャンネルは、31chを予定。)。
同演習会場に設置したテレビやカーナビのテレビ受信機能を用いて受信確認を行います。
なお、受信可能エリアは、阿武隈川上流総合水防演習会場の一部となる見込みです。
(注)地上テレビジョン放送用可搬型送信設備とは、災害の発生により地上デジタルテレビ放送が継続できない場合などに放送を中継等するための送信機、空中線及びそれらの附属品により構成される放送設備一式です(「参考資料」参照)。
これまで、ラジオ放送については、地方公共団体が被災地の避難所等に情報を届けることができるよう、臨時災害放送局用設備の無償貸出を実施してきたところです。地上テレビジョン放送用可搬型送信設備は、テレビジョン放送を中継等するために貸し出すものです。
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