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報道資料

令和2年6月25日
東北総合通信局

秋田新幹線の全線で携帯電話が利用可能に
− 山形新幹線も携帯電話利用可能区間を拡大 −

 総務省は、秋田・山形新幹線の携帯電話エリア化対策を補助事業により進めています。この度、秋田新幹線(赤渕駅〜田沢湖駅間)及び山形新幹線(庭坂駅〜赤岩駅間)の携帯電話用基地局の設置工事が進展し、令和2年7月8日(水)までに携帯電話サービスの利用が可能となります。これにより、秋田新幹線の全線で携帯電話サービスの利用が可能となります。この度の整備により、乗客の利便性の大幅な向上が期待されます。
※一部電波が弱い箇所の存在等により、お使いの携帯電話の通信事業者や機種によっては、通信が途切れる場合があります。なお、山形新幹線は本年内に全線において携帯電話の利用が可能となるよう対策を進めています。
【今回整備を実施した事業の概要】
トンネル名 サービスを提供する
電気通信事業者
サービス開始
秋田新幹線(田沢湖線)
 第一岩沢、第二岩沢、松倉、高倉、仙岩、第二志度内、第一志度内、下木取、堀木、相沢山
株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社
令和2年7月8日まで(予定)
山形新幹線(奥羽本線)
 第一芳ヶ沢、第二芳ヶ沢、松川、新第一芳ヶ沢、新第二芳ヶ沢、観音平、新松川
株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社
令和2年7月8日(予定)
 秋田・山形新幹線については、奥羽山脈を横断すること等から、トンネル以外にも携帯電話エリア外の箇所があり、整備する基地局に必要な電力及び通信回線の供給も困難な箇所が存在するなど、エリア化実現には様々な課題がありました。この度のエリア対策は、関係各社の多大な協力により、トンネルに係る基地局整備に加え、トンネル周辺における基地局の整備、基地局に必要な電力・通信回線の整備等も行うという、これまでに例のない取組みにより実現したものです。

【別紙1】 秋田新幹線トンネルの対策状況(PDF:525KB)PDF
【別紙2】 山形新幹線トンネルの対策状況(PDF:479KB)PDF
【参考】 電波遮へい対策事業(PDF:256KB)PDF

【関連報道資料】
東北、山形、秋田、北海道各新幹線トンネル内での携帯電話の利用に向けて−電波遮へい対策事業の補助金を交付決定−(平成31年4月1日)

連絡先
東北総合通信局
無線通信部陸上課
TEL 022-221-0682

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