総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 東北総合通信局 > 報道資料 2020年 > 山形新幹線の全線で携帯電話が利用可能に − 全国の新幹線の携帯電話エリア化が完了 −

報道資料

令和2年11月25日
東北総合通信局

山形新幹線の全線で携帯電話が利用可能に
− 全国の新幹線の携帯電話エリア化が完了 −

 総務省は、新幹線トンネルの携帯電話エリア化対策を補助事業により進めてきました。
 この度、山形新幹線において最後の工事区間である峠駅〜大沢駅及び芦沢駅〜舟形駅間の計6トンネルにおける携帯電話用基地局の設置工事が完了し、令和2年12月15日(火)から携帯電話サービスの利用が可能となります。
 これにより、山形新幹線の全線で携帯電話サービスの利用が可能となりました。この度のエリア化完了により、乗客の利便性の大幅な向上が期待されます。
※東北新幹線は本年7月23日(木)、北海道新幹線は本年3月25日(水)、秋田新幹線は本年7月8日(水)から全線で携帯電話サービスの利用が可能となっている等、今回の工事完成により、全国の新幹線(現行営業区間)の携帯電話エリア化が完了しました。なお、一部電波が弱い箇所の存在等により、お使いの携帯電話の通信事業者や機種によっては、通信が途切れる場合があります。
【今回工事が完了した事業の概要】
トンネル名 サービスを提供する
電気通信事業者
サービス開始
山形新幹線(奥羽本線)
 峠駅〜大沢駅間
  太鼓沢、第一太鼓沢、第二太鼓沢
 芦沢駅〜舟形駅間
  滝ノ沢、第一猿羽根、第二猿羽根
株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社
令和2年12月15日(予定)
 山形・秋田新幹線については、奥羽山脈を横断すること等から、トンネル以外にも携帯電話エリア外の箇所があり、整備する基地局に必要な電力及び通信回線の供給も困難な箇所が存在するなど、エリア化実現には様々な課題がありました。この度のエリア対策は、関係各社の多大な協力により、トンネルに係る基地局整備に加え、トンネル周辺における基地局の整備、基地局に必要な電力・通信回線の整備等も行うという、これまでに例のない取組みにより実現したものです。

連絡先
東北総合通信局
無線通信部陸上課
TEL 022-221-0682

ページトップへ戻る