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報道資料

平成26年7月29日
東海総合通信局

ケーブルテレビ網を活用したAMラジオ難聴解消のための小電力放送システムの調査検討

 総務省東海総合通信局(局長 木村 順吾(きむら じゅんご))は、局所的な地域におけるAMラジオ放送の難聴を解消するため、ケーブルテレビ網を活用したFM補完小電力放送システムを実現するための調査検討会を開催します。

1 趣旨

 ラジオ放送は、非常災害時における最も基本的な情報伝達手段として、非常に大きな役割が期待されていますが、未だ聴こえにくい地域(難聴地域)があります。

 局所的な難聴地域の解消には、既存のケーブルテレビ網を活用した、小電力の中継システムが有効であると考えられます。

 このようなことから、調査検討会を開催し、難聴解消のシステムに必要な技術的条件の検討を行います。

 なお、今回は対象地域として山間部を中心に検討を実施しますが、同様のシステムは都市部のビル陰や地下街などでも活用が期待されます。

2 調査検討会の名称と構成員

  1. 名称:ケーブルテレビ網を活用したAMラジオ難聴地域解消のためのFM補完小電力放送システムの調査検討会
  2. 構成員:別表のとおり。

3 調査検討とりまとめの事項

  1. 局所的な地域でのAM放送難聴解消を行うための、FM補完小電力放送システムで使用する無線局(以下「無線局」という。)の技術的条件について
  2. 無線局の効率的な置局方法について

4 今後の予定

  1. 第1回調査検討会を、次のとおり開催します。
    • 日時:平成26年8月5日(火曜日) 14時00分から
    • 場所:ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1番地) 会議室4
  2. 計3回の調査検討会を開催し、来年3月末までに報告書を取りまとめる予定です。

ケーブルテレビ網を活用したラジオの難視聴解消対策のシステムイメージ

図:システムイメージ

ケーブルテレビ網を活用したAMラジオ難聴地域解消のためのFM補完小電力放送システムの調査検討会構成員

(敬称略 順不同)

表:調査検討会構成員
氏名 所属・役職
都竹 愛一郎(つづく あいいちろう) 名城大学 理工学部電気電子工学科 教授
辻 邦惠(つじ くにえ) 豊田市 企画政策部 企画課長
倉地 公彦(くらち きみひこ) ひまわりネットワーク株式会社 ソリューション部門担当取締役
山本 道生(やまもと みちお) 日本放送協会名古屋放送局 技術部副部長
櫻井 正司(さくらい まさし) 株式会社CBCラジオ 総務部長兼技術部長
酒井 弘明(さかい ひろあき) 東海ラジオ放送株式会社 制作局次長兼技術部長
櫻井 修(さくらい おさむ) 株式会社エフエム愛知 執行役員技術部長
林 倫也(はやし みちなり) マスプロ電工株式会社 開発部 次長
高橋 博志(たかはし ひろし) シンクレイヤ株式会社 営業推進本部 4G課長
綾 美浩(あや よしひろ) 日本電気株式会社 放送・メディア事業部 放送第一システム部
林 康博(はやし やすひろ) 株式会社NHKアイテック 中部支社 営業部長
嶋田 喜一郎(しまだ きいちろう) 一般社団法人日本CATV技術協会 専務理事

連絡先
東海総合通信局 企画調整課
電話:052-971-9143

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