報道資料
平成26年8月26日
東海総合通信局
衛星携帯電話を用いた通信回復訓練の実施(平成26年8月31日実施)
総務省東海総合通信局(局長 木村 順吾(きむら じゅんご))は、平成26年8月31日に静岡県において予定されている防災訓練において、被災地内の通信が途絶したことを想定し、当局が備蓄している衛星携帯電話を用いて通信機能を回復する訓練を実施します。
1 訓練の概要
東海総合通信局は、8月31日に予定されている南海トラフ巨大地震対策協議会中部ブロック協議会(注)による広域連携実働訓練及び静岡県総合防災訓練に参加します。
訓練では、静岡県において通信が途絶したことを想定して、当局が備蓄している衛星携帯電話を、愛知県営名古屋空港から航空自衛隊の輸送機により富士山静岡空港へ搬送した上で、富士山静岡空港(想定被災地)と静岡県庁(想定静岡県災害対策本部)との間で衛星携帯電話による通信訓練を行います。
注記
- 南海トラフ巨大地震対策協議会中部ブロック協議会
- 南海トラフ巨大地震対策協議会の下に地域ごとの防災関係機関がより緊密かつ迅速な連携を図り、発災時における迅速・円滑な対応に資することを目的として全国を6つに区分し設置されたブロック機関。国、地方公共団体、経済団体、ライフライン関係団体等が参加している。
2 訓練実施日時
平成26年8月31日(日曜日)8時30分〜12時頃
東海総合通信局では、災害時には衛星携帯電話の貸出しや移動電源車の派遣により非常災害時の通信確保を図ることとしております。
参考
参考 衛星携帯電話を用いた通信回復訓練
1 訓練概要
被災地内の通信が途絶したことを想定し、東海総合通信局が備蓄している衛星携帯電話を用いて通信機能を回復する訓練
訓練内容は、愛知県営名古屋空港から、富士山静岡空港(想定被災地内の大規模な広域防災拠点)に衛星携帯電話を搬送し、富士山静岡空港と静岡県庁(想定静岡県災害対策本部)との間で通信訓練を実施
2 訓練実施日
平成26年8月31日(日曜日) 8時30分〜12時頃
3 訓練想定
- 平成26年8月30日7時30分南海トラフ巨大地震が発生し、富士山静岡空港と静岡県庁間の通信が途絶
- 静岡県から東海総合通信局に、通信機能を回復するための衛星携帯電話の貸出し要請があり、総務省が貸与を決定
- 政府現地災害対策本部の調整により、航空自衛隊小牧基地第1輸送航空隊の輸送機(C-130)で衛星携帯電話の搬送が決定
- 平成26年8月31日(発災後24時間経過)、東海総合通信局が衛星携帯電話を愛知県営名古屋空港に搬送し、その後、航空自衛隊小牧基地第1輸送航空隊の輸送機(C-130)で富士山静岡空港に搬送
- 搬送した衛星携帯電話により、富士山静岡空港と静岡県庁間の通信が回復
図:イメージ

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