南海トラフ巨大地震等が発生し津波が到来した際、海岸付近では住民が短時間で高台に避難することが困難な場合が考えられることから、焼津市では市内の大井川港に津波救命艇を配備することとしています。
しかしながら、津波救命艇は動力を持たず自ら航行できないため、海に流された場合は漂流して救助を待つことになります。そこでこの無線局(遭難自動通報局(注2))が救命艇の位置情報などを救助機関へ迅速に伝えることになります。
注記
写真1:焼津市が配備する津波救命艇
写真2:設置される衛星EPIRB(同型機)