報道資料
平成27年2月12日
東海総合通信局
名古屋市内で自動走行システムの実証実験を実施
車と車の間、道路と車の間の無線通信技術を検証
ICTを活用して自動走行を行うために必要となる通信技術の実証実験を、名古屋市内の公道において実施します。
1 概要
総務省では、平成26年度より、ICTの活用により安心・安全な道路交通社会を実現するための研究開発課題の1つとして、自動走行システムに必要な車車間通信・路車間通信技術の開発
を実施しています。これは、日本再興戦略、科学技術・イノベーション総合戦略(平成25年6月閣議決定)に基づき創設されたSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)として行われるものです。
このたび、その受託先である株式会社デンソー及びパナソニック株式会社(注)が、名古屋市内の公道において、実際の車両が走行する実用環境下で実証実験を実施することになりました。その内容は、次のとおりです。
注記
- これら2社の他、パイオニア株式会社及び電気通信大学も受託しており、全体として株式会社デンソーが代表研究機関となっています。
2 実証実験の概要
- 1 実証実験のイメージ
図:路車間通信と車車間通信のイメージ

- 2 検証内容
-
- 多数の車両が特定交差点周辺で無線を使って通信している状況における通信特性の検証(株式会社デンソー)
- 同種情報を受信した車両がサービス競合を起こす可能性の検証(パナソニック株式会社)
- 3 実施場所
- 名古屋市北区城見通2交差点
3 取材について
報道機関の方を対象に、次のとおり実証実験の説明を行います。参加を希望される方は、下記連絡先まで事前にお申込み下さい。
- 日時:平成27年2月13日(金曜日) 16時00分〜(30分程度)
- 場所:ウィルあいち 2階セミナールーム6(名古屋市東区上堅杉町1番地)
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