報道資料
平成28年5月27日
東海総合通信局
平成28年度電波の日・情報通信月間
記念式典の開催(東海管内)
電波利用・情報通信の発展に貢献された団体・個人に対する表彰等
総務省東海総合通信局(局長 木村 順吾(きむら じゅんご))は、東海情報通信懇談会(会長 三田 敏雄(みた としお))(一般社団法人中部経済連合会会長))と共催で、平成28年度電波の日・情報通信月間
記念式典を次のとおり開催します。
1 日時
2 場所
ホテルメルパルク名古屋 瑞雲(2階)
名古屋市東区葵3丁目16番16号
3 出席者
東海地方の情報通信関係者・地方自治体等 約300名
4 表彰状の授与等
5 その他
記念式典会場では、来場者向けに以下の機器展示を行います。
- 1 8Kスーパーハイビジョン
- 85インチ大型液晶画面で、NHKが制作した8Kスーパーハイビジョンの番組をご覧いただきます。
- 2 放送用全天候型空撮ドローン(PD6B-AW)
- 放送業務用の大型カメラVARICAM、REDなどを搭載し、最高レベルの画質と抜群の安定性を特徴とした映画製作などプロ用のドローンです。
- 3 ICTを活用した獣害対策
やるシカない!
- NPO・民間・県が連携し、効果的な罠設置や被害の予防対策に向けて開発したシカ害対策支援アプリです。
- 4 見守りや災害救助に
SANフラワー見守りサービス
- 災害時の遭難対策、認知症徘徊捜索及び子供の防犯見守りを行うための920MHz帯を利用して開発したシステムです。
- 5 地域BWA回線の防災への活用
- 河川監視カメラ・災害中継等、地域BWA回線による防災活用事例をご紹介します。
参考1
- 電波の日(6月1日)とは
- 昭和25年6月1日に電波法・放送法等が施行され、電波利用が広く国民に開放されました。これを記念して国民の電波に関する知識の普及・向上と電波利用の発展に役立つように制定されたものです。
- 情報通信月間(5月15日〜6月15日)とは
- 昭和60年に情報通信の普及・振興を図ることを目的として設けられました。期間中は、全国各地でさまざまな行事を実施し、情報通信について広く理解と協力を求めていくこととしています。
東海総合通信局長表彰
- 1
電波の日
関係受賞者
- (電波利用の発展に貢献し、その功績が顕著であった団体及び個人)
1 団体:2件(敬称略)
- 静岡県超短波漁業無線協会 (代表:会長理事 鈴木 精(すずき くわし))
- 南海トラフ巨大地震に伴う巨大津波に備え、静岡県内の全漁業用海岸局に予備無線設備を配備し通信訓練を実施したほか、全国に先駆けて新スプリアス規格に対応した無線設備を整備するなど、地域の安心・安全と電波利用の発展に多大な貢献をされました。
- 一般社団法人日本アマチュア無線連盟 三重県支部(代表:支部長 岡田 哲夫(おかだ てつお))
- 伊勢志摩サミットの開催に際し、伊勢志摩サミット記念局を開設し、アマチュア無線を通じて伊勢志摩地域の伝統や文化を国内外に広く発信するなど、地域の活性化に多大な貢献をされました。
- 2
情報通信月間
関係受賞者
-
(情報通信の発展に貢献し、その功績が顕著であった団体及び個人)
1 団体:9件(敬称略)
-
株式会社NTTドコモ 東海支社(代表:東海支社長 入江 恵(いりえ けい))
KDDI株式会社 中部総支社 (代表:中部総支社長 渡辺 道治(わたなべ みちはる))
ソフトバンク株式会社 東日本技術本部(代表:本部長 大瀧 栄司(おおたき えいじ))
- 伊勢志摩サミットの開催に際し、開催地周辺における不感地帯を解消するため携帯電話基地局を整備するとともに、通信集中に備えた設備増強や保守体制の強化を図るなど、情報通信環境の整備に多大な貢献をされました。
-
愛知県森林・林業技術センター(代表:所長 服部 晋也(はっとり しんや))
特定非営利活動法人 穂の国森林探偵事務所 (代表:理事長 高橋 啓(たかはし あきら))(注)
株式会社マップクエスト (代表:代表取締役社長 佐藤 亮介(さとう りょうすけ))
- 農林産物への獣害が社会問題となるなか、鳥獣被害の予防対策につながる
シカ害対策支援アプリ
を開発・実用化するなど、ICTを活用した地域の振興と安心・安全に多大な貢献をされました。
- 加藤電機株式会社(代表:代表取締役社長 加藤 学(かとう まなぶ))
- 認知症に起因する徘徊やその際に起こる事故が大きな社会問題となるなか、高齢者の見守りや徘徊時の早期発見を容易にする情報システムの開発を行うとともに、自治体と共同した徘徊捜索訓練を実施するなど、ICTを活用した地域の安心・安全に多大な貢献をされました。
- 三重テレビ放送株式会社(代表:代表取締役社長 長江 正(ながえ ただし))
- 伊勢志摩サミットの開催に際し、伊勢志摩地域の魅力を発信する特別番組を制作し国内外に発信するなど、さまざまな伊勢志摩サミット応援事業を展開し、誘客促進や地域振興を図るなど、地域の活性化に多大な貢献をされました。
- 株式会社コミュニティネットワークセンター(代表:代表取締役社長 多和田 博(たわだ ひろし))
- 高度化地域BWAサービスを全国に先駆けて開始し、自治体に対して地元河川の監視映像の提供や災害時の緊急通信手段としてのサービスを提供するなど、防災分野における地域の安心・安全に多大な貢献をされました。
注記
- 高橋 啓(たかはし あきら)の「高」は、「はしごたか」
東海情報通信懇談会会長表彰
- 1
電波の日・情報通信月間
関係受賞者
-
(電気通信の発展に貢献のあった団体及び個人)
1 個人:2件(敬称略)
- 勝田 正博((かつた まさひろ) (中日本航空株式会社 調査役)
- ドクターヘリに必要な無線設備に関する課題や、航空無線電話システムの高度化に関する技術的条件について検討を重ね、関係者の意見を国や関係団体に提案するなど、航空無線の発展と電波利用を通した公共の福祉増進に多大な貢献をされました。
- 畠中 幸一(はたなか こういち) (株式会社クエスト中部支社 支社長)
- 静岡地区を中心に情報セキュリティに関するセミナーの企画・運営に携わり、ICT利活用の推進と発展に貢献するとともに、e‐ネットキャラバンやフューチャースクール推進事業に協力するなど、青少年のインターネットリテラシー向上にも尽力されました。
2 団体:2件(敬称略)
- 公益財団法人栢森情報科学振興財団 (代表:理事長 栢森 雅勝(かやもり まさかつ))
- 情報に関する基礎的研究やフォーラムなどへの援助を行い、情報科学の振興と学術の発展を支援するとともに、自らもシンポジウムなどを開催することにより、地域の情報科学技術の発展に多大な貢献をされました。
- 独立行政法人海技教育機構 国立清水海上技術短期大学校 (代表:校長 吉田 宗弘(よしだ むねひろ))
- 船舶航行の安全に重要不可欠な無線通信の従事者を永年にわたり多数育成するなど、電波利用による人命財産の安全確保に多大な貢献をされました。
平成28年度 情報通信の安心安全な利用のための標語
- 学校部門 総務省東海総合通信局長賞
- (敬称略)
- 静岡市立高松中学校(代表:校長 岡本 文雄(おかもと ふみお))
- 送信の言葉に添付 優しさを
参考2
地域発デジタルコンテンツ
総務大臣奨励賞(抜粋)
- (各総合通信局等が実施しているデジタルコンテンツに関するコンテストの優秀作品のうち、特に今後の創作活動が期待される者に対して、総務大臣奨励賞が授与されます。)
(敬称略)
- トライデントコンピュータ専門学校 CGスペシャリスト学科 Team Peanuts(ちーむ ぴーなっつ)
- DAIDARABOTCHI(ダイダラボッチ)
ページトップへ戻る