報道資料
平成29年1月24日
東海総合通信局
高度化方式による地域BWA無線局を免許(平成29年1月24日付)
名張市内でサービス開始 平成29年4月から
総務省東海総合通信局(局長 前川 正文(まえがわ まさふみ))は、株式会社アドバンスコープ(代表取締役社長 上田 晴宣(うえだ はるのり))から申請があった高度化方式(注1)の地域BWA(注2)
の基地局について、本日、免許しました。
この免許により、基地局のサービスエリアでは、地域住民向け高速無線インターネット接続サービス(有料)が利用可能となります。
また、このサービスエリア内にデジタルサイネージ(注3)を設置して、平常時は地域の情報や天気予報などを発信し、災害時には緊急災害情報を発信するとともにWi-Fiアクセスポイントとして無償で高速無線インターネットへの接続を可能にすることにより地域住民が迅速に災害情報等を取得できるようになります。
概要
注記
- (注1)総務省では、平成26年10月に地域BWAシステムの高度化に関して、従前のWiMAX方式の他に、より高速なデータ通信が可能となるWiMAX R2.1 AE方式とAXGP方式を追加する制度改正を行いました。
- (注2)地域BWA(Broadband Wireless Access)とは、無線を用いたブロードバンドのデータ通信サービスを各地域の実情に応じて提供するものです。
詳細は、以下のURL(総務省電波利用ホームページ)をご参照下さい。
- (注3)いわゆる電子看板のことで、屋外や店頭、交通機関など一般家庭以外の場所においてディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するものです。
- サービスエリア
- 三重県名張市役所の周辺
(今後、名張市内でサービスエリアを拡大していく予定です。)
- サービス提供開始予定時期
- 平成29年4月
図1:地域BWAイメージ概要図
図2:サービスエリア概要図
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