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報道資料

平成29年3月1日
東海総合通信局

静岡市道路情報のリアルタイム・オープンデータ化プロジェクトが優秀賞

ICT地域活性化大賞2016表彰事例の発表及び表彰式のお知らせ
 総務省は、2月24日、ICT地域活性化大賞2016の表彰事例を発表しました。
 12の表彰事例のうち東海地域からは、静岡市のしずみちinfo・通行規制データのリアルタイム・オープン化の事例が優秀賞に決定しました。

1 概要

 優秀賞に決定した静岡市の事例については、2 しずみちinfo・通行規制データのリアルタイム・オープン化(静岡県静岡市)のとおりとなります。

 また、静岡市を含めた表彰結果については、3 ICT地域活性化大賞2016表彰結果をご参照ください。なお、静岡市を含む事例の表彰式は、3月17日に開催されるシンポジウム地域ICTサミット2016にて行われます。詳細については以下をご参照ください。

ICT地域活性化大賞2016とは
総務省では、地方が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、地域経済の衰退、医師不足、災害対応等)を解決するため、それぞれの地域において自律的な創意・工夫に基づくICT(情報通信技術)を活用した様々な優れた取組を広く募集し、表彰を行うこととしています。
応募状況
募集は、平成28年11月16日から12月15日まで行い、全体で104件の応募がありました。これらについて審査を実施し、表彰事例を決定しました。
関連報道資料
 

2 しずみちinfo・通行規制データのリアルタイム・オープン化(静岡県静岡市)

行政が持つ道路情報を高頻度で更新・提供、自治体情報の利用高度化を図る
(道路情報のリアルタイム・オープンデータ化プロジェクト)
  1. 行政サイトの閲覧者は限定的情報提供手法に課題
    民間企業との実証実験で課題解決
  2. 道路災害や通行規制を扱う「しずみちinfo」にてREST APIより地理空間データをリアルタイムにオープンデータ提供するサービスを構築
  3. 道路情報に限らず、様々な行政情報を気軽にアプリへ組合せ(マッシュアップ)可能になる
    • 観光データなど地域情報の発信力強化!!
図:概要のイメージ
民間活用を促す道路情報の動的データをAPIよりオープンデータ提供
  1. 道路に関するWebAPIによるオープンデータ提供数:0種類を35種類
    • 民間の情報活用を促す動的データの提供数:0種類を3種類(通行規制情報など)
    • 地図の高度化に繋がる静的データの提供数:0種類を32種類(道路台帳図など)
  2. IoTデータのリアルタイム・オープン化 アンダーパス冠水水位提供箇所:6箇所
    • 平成30年度末までに冠水の危険がある全てのアンダーパスで提供予定(静岡市内)

3 ICT地域活性化大賞2016表彰結果

表:ICT地域活性化大賞2016表彰結果一覧
受賞作
大賞/総務大臣賞 全国の中小・零細縫製工場ICTによるの縫製・サプライチェーンインフラ構築(シタテル株式会社)
優秀賞 ICTで創る新しい農業・教育のかたち(新潟県新潟市/株式会社NTTドコモ)
佐渡地域医療連携ネットワークさどひまわりネット(特定非営利活動法人佐渡地域医療連携推進協議会)
しずみちinfo・通行規制データのリアルタイム・オープン化(静岡県静岡市)
奨励賞 学校・家庭・地域を結ぶクラウドを活用した効果的なICT活用教育の実現(福島県新地町)
C2C地域体験と自治体連携を通じた着地型観光商品の開発(株式会社ガイアックス)
スマート農業と除排雪への横断的活用による地方創生(北海道岩見沢市)
都市の将来像可視化ツールMyCityForecast開発と全国展開(東京大学生産技術研究所関本研究室)
21世紀型スキルを育むICT教育でみんなが住みたくなるまち(茨城県つくば市教育委員会)
福岡市地域包括ケア情報プラットフォーム(福岡県福岡市)
ママスクエア葛城店 テレワークを活用した母親雇用創出事業(奈良県葛城市)
名勝仁和寺の文化財保護費確保を目的とした無線LAN整備事業(TimeAge株式会社)

連絡先
東海総合通信局 情報通信振興課
電話:052-971-9108

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