研究代表者(敬称略) | 研究開発課題名 | |
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豊橋技術科学大学 | 田村 昌也 (たむら まさや) |
新たな周波数割り当てを必要としないキャビティ共振モードワイヤレス電力伝送技術の開発 |
研究代表者(敬称略) | 研究開発課題名 | |
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静岡大学 | 石原 進 (いしはら すすむ) |
浮流型移動カメラと無線LAN映像伝送による省力化下水管検査技術の研究開発 |
愛知県森林・林業技術センター | 石田 朗 (いしだ あきら) |
里山地域におけるソーシャルICT基盤を利活用したニホンジカ被害対策手法の構築 |
また、全国における採択課題の詳細は、以下のホームページをご覧ください。
課題名 | 研究代表者 | 概要 | 期間 |
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新たな周波数割り当てを必要としないキャビティ共振モードワイヤレス電力伝送技術の開発 | 田村 昌也 (豊橋技術科学大学) |
本研究は、電力も情報もワイヤレスに行う真のユビキタス社会を実現するべく、インフラ設備・機器内センサネットワークに向けた新しいワイヤレス電力伝送技術を開発する。提案技術は、電力を送電する電波は機器内部に閉じ込め、情報を伝送する電波は透過して外部で送受信できるため、電力伝送用に新しく周波数を割り当てる必要が無くなることが最大の特徴である。フェーズIでは、受電器を差動化し、整合回路無しで任意の位置に取り付け可能な受電回路を開発することで、実験モデル内の任意の位置に配置した1基のワイヤレスセンサモジュールの駆動を実現する。フェーズIIでは受電器と受電回路の改良を行い、受電器側の整合回路なしで3基のワイヤレスセンサモジュールの同時駆動で総合RF-DC電力伝送効率25%以上の実現を目指す。 | 1か年度 |
課題名 | 研究代表者 | 概要 | 期間 |
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浮流型移動カメラと無線LAN映像伝送による省力化下水管検査技術の研究開発 | 石原 進 (静岡大学) |
下水インフラの老朽化に伴うその点検・修繕作業は多大な人的コストと時間を要し、低コスト化が大きな課題である。本研究では、下水管内に野球ボール大のカメラ付きの浮流ノードを一つないしは複数流して下水管内の映像を撮影し、幾つかのマンホール内に設置したアクセスポイントを経由して映像データを収集することで、下水管内の省力化簡易検査を可能とするシステムおよびその主要要素技術(高信頼映像データ転送とアクセスポイント、複数ノード協調技術)を開発する。 | 1か年度 |
里山地域におけるソーシャルICT基盤を利活用したニホンジカ被害対策手法の構築 | 石田 朗 (愛知県森林・林業技術センター) |
近年、シカ急増に伴う農林業被害の深刻化のため、効率的な捕獲体制の構築が求められている。これまで申請者らは、シカの出現を予測できるアプリを開発し、捕獲効率化のための基盤システムを築いた。これにより、効率的な捕獲箇所の選定が可能となったが、捕獲部分におけるICT化については未対応であるため、捕獲作業全体としての効率化は完成していない。本研究では、新たにICTを利用した捕獲手法の開発に取り組むとともに、これまで未利用だった捕獲情報をアプリに組み込む。すなわち、計画から捕獲まで一元管理できるクラウドシステムとして構築することで、捕獲効率の向上を目指す。 | 1か年度 |