報道資料
平成29年8月15日
東海総合通信局
AMラジオのFM補完中継局に予備免許(平成29年8月15日付)
浜松市及びその周辺におけるラジオ受信環境の改善
総務省東海総合通信局(局長 炭田 寛祈(すみだ ひろき))は、静岡放送株式会社(代表取締役会長 松井 純(まつい じゅん))から免許申請のあったFM補完中継局(注1)に対して、本日、予備免許を付与しました。本補完中継局により、浜松市及びその周辺の地形的要因や都市型難聴(注2)によりAMラジオが聞きづらかった地域において、AMラジオと同一番組がFMラジオで良好に聴取できるようになることが期待されます。
なお、同社では本年度内に放送サービスを開始する予定としています。
概要
注記
- (注1)FM補完中継局は、中波(AM)放送局を補完するために開設される放送局です。
- (注2)都市型難聴とは、ビル等の建築物によるAMラジオ放送の遮へい、建築物の鉄筋コンクリート壁などによる屋内外における電界強度の低下、電子機器類からの電気雑音の影響等の要因によって発生する難聴のことです。
表:予備免許を付与した中継局の概要
申請者 |
静岡放送株式会社 |
送信所設置場所 |
静岡県浜松市西区 |
周波数 |
94.7MHz(メガヘルツ) |
空中線電力 |
250W(ワット) |
聴取方法
90MHz以上の受信に対応しているFMラジオ(FM補完放送対応
、FMワイドバンド対応
などの表示があるラジオなど)が必要です。
図:放送エリアの目安
備考
本事業は、総務省の民放ラジオ難聴解消支援事業を活用しています。
静岡放送が開設するFM補完中継局は、既に開局している静岡局に続き2局目となります。
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