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報道資料

平成30年5月29日
東海総合通信局

平成30年度電波の日・情報通信月間記念式典を開催

情報通信の発展に貢献された個人・団体に対する表彰等
 総務省東海総合通信局(局長 炭田 寛祈(すみだ ひろき))は、東海情報通信懇談会(会長 稲垣 康善(いながき やすよし)(名古屋大学名誉教授))と共催で、平成30年度電波の日・情報通信月間記念式典を開催します。
 記念式典では、情報通信の発展に貢献された個人・団体に対して表彰を行います。

1 日時

平成30年6月1日(金曜日) 午前11時〜

2 場所

ホテルメルパルク名古屋 瑞雲(2階)
(名古屋市東区葵三丁目16番16号)

3 出席者

東海地域の産学官の情報通信関係者等 約300名

4 表彰状の授与等

1 東海総合通信局長表彰
電波利用・情報通信の発展に貢献し、その功績が顕著であった個人4件・団体5件に対し、東海総合通信局長から表彰します。(参考1、2)
2 東海情報通信懇談会会長表彰
電気通信の発展に貢献のあった個人3件・団体3件に対し、東海情報通信懇談会会長から表彰します。(参考3)
3 電波の日・情報通信月間記念中央式典における東海管内の受賞者
東京で開催される平成30年度電波の日・情報通信月間記念中央式典において、東海地域から佐々木 雄三(ささき ゆうぞう)氏(一般社団法人日本コミュニティ放送協会相談役)に対し、総務大臣賞が授与されます。

 注記

1 電波の日
昭和25年の電波法及び放送法の施行を記念し、6月1日を電波の日と定めました。
電波の日に際し、国民の電波利用に関する知識の普及・向上と一層の電波利用の発展を目的に、電波の日・情報通信月間記念式典(中央式典及び全国11か所の地方式典)を毎年開催しています。記念式典では、電波監理又は電波利用の発展に関して多大な貢献をされた個人・団体に対して表彰を行います。
2 情報通信月間
昭和60年の電気通信改革三法(電気通信事業法、日本電信電話株式会社法及び関係整備法)の施行を記念し、5月15日〜6月15日を情報通信月間と定めました。記念式典では、情報通信の発展に関して多大な貢献をされた個人・団体に対して表彰を行います。

5 その他

 記念式典会場では、来場者向けに以下の展示を行います。

1 VoiceTra(協力:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT))
31言語をスマートフォンで簡単に利用できる多言語翻訳システムのVoiceTraを外国人の方が実演するシーンを再現して展示します。
2 AI タクシー(協力:株式会社NTT ドコモ東海支社、つばめ自動車株式会社)
人工知能を活用したタクシー乗車需要予測サービスを展示します。

参考1 電波の日東海総合通信局長表彰

1 個人:2件(敬称略)

天野 清美(あまの きよみ)(一般社団法人東海自動車無線協会 会長 つばめ交通協同組合 代表理事 つばめ自動車株式会社 代表取締役社長)
東海地域におけるタクシー無線のデジタル化に尽力するとともに、AIやビックデータを活用した先駆的なタクシー配車に取り組むなど、情報通信技術によるタクシーの効率的運行や利用者の利便性向上に多大な貢献をされました。
大平 孝(おおひら たかし)(国立大学法人豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 電気・電子情報工学系教授 未来ビークルシティリサーチセンター長)
戦略的情報通信研究開発推進事業において、ワイヤレス給電の原理実証実験を行い、ワイヤレス伝送理論の創出による測定システムを開発するなど将来の電化道路電気自動車の実現に向けて多大な貢献をされました。

2 団体:1件(敬称略)

一般社団法人 全国陸上無線協会東海支部(代表:支部長 篭橋 美久(かごはし よしひさ))
南海トラフ地震などの災害時に備え、被災した自治体などに対し、速やかにデジタル簡易無線機を無償貸与する仕組みを構築するなど、電波の利活用による地域の安心・安全の確保に多大な貢献をされました。

参考2 情報通信月間東海総合通信局長表彰

1 個人:2件(敬称略)

遠藤 守(えんどう まもる)(国立大学法人名古屋大学 大学院情報学研究科 准教授)
総務省地域情報化アドバイザーとして多数の地域において課題解決のため情報化支援を行うとともに、オープンデータによる地域IoT実装推進に積極的に取り組まれ、情報通信による地域の活性化などに多大な貢献をされました。
中谷 広正(なかたに ひろまさ)(国立大学法人静岡大学 名誉教授)
戦略的情報通信研究開発推進事業における地域ICT振興型研究開発の評価委員として、情報通信に関する研究・開発の推進に尽力され、地域の産業経済などの発展に多大な貢献をされました。

2 団体:4件(敬称略)

株式会社キャッチネットワーク(代表:代表取締役社長 森 雅博(もり まさひろ))
テレワークの導入及び活用を積極的に進め、働き方改革を促進するとともに、テレワーク推進企業ネットワークに参加しテレワークの普及推進に多大な貢献をされました。
白川町 (代表:町長 横家 敏昭(よこや としあき))
小規模学校のデメリットを克服するなどの目的のため、テレビ会議システムの導入により国内外での遠隔授業や教育交流を行い、情報通信を活用して地域課題の解決に積極的に取り組み地域活性化に多大な貢献をされました。
独立行政法人国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校(代表 校長 林 祐司(はやし ゆうじ))
IoTやAIを活用し、養殖漁業の効率的な生産管理システムの開発など、漁業をはじめとする地場産業の生産性向上などの課題の解決に尽力し、地域の活性化に多大な貢献をされました。
藤枝市 (代表:市長 北村 正平(きたむら しょうへい))
多岐にわたる分野において、無線システム及びIoTを活用した先進的な活動により地域課題の解決に取り組むとともに、クラウドソーシングによる地元産業支援を行うなど、情報通信を利用した地域サービスの向上及び産業経済の発展に多大な貢献をされました。

参考3 東海情報通信懇談会会長表彰

1 個人:3件(敬称略)

丹羽 康進(にわ やすゆき)(中日本航空株式会社 航空事業本部 工場整備部電子計電課)
長年にわたり、航空機の安全運航に利用する無線設備の整備や無線局の運用に携わるとともに、豊富な知識と経験をもって多くの技術者の指導にあたるなど、航空分野における電波利用に多大な貢献をされました。
野村 忠良(のむら ただよし)(NHK技術協力員、NHK受信相談員、全日本テレビサービス株式会社(現 NHKアイテック株式会社)元社員)
長年にわたり、岐阜県の山間地を中心に放送設備の保守工事や地上放送のデジタル化に向けた設備の建設工事に携わるとともに、受信障害の改善調査に活躍されるなど、放送の普及発展に多大な貢献をされました。
横川 幸弘(よこかわ ゆきひろ)(新生テクノス株式会社静岡支店 新幹線信号通信部 担当部長)
長年にわたり、鉄道の安全安定輸送に利用する通信設備の設置や改良に携わるとともに、豊富な知識と経験をもって多くの技術者の指導にあたるなど、鉄道分野における電波利用に多大な貢献をされました。

2 団体3件(敬称略)

株式会社NTTドコモ東海支社(代表:執行役員東海支社長 谷 誠(たに まこと)) 株式会社ドコモCS東海(代表:代表取締役社長 谷 誠(たに まこと))
地域の企業と連携して、AIやビックデータを活用したシステムの実用化や新たな無線通信技術を利用した実証実験など、情報通信による新たなサービスの創出や生産性の向上に多大な貢献をされました。
一般社団法人 公衆無線LAN認証管理機構(代表:代表理事 猪俣 敦夫(いのまた あつお))
公衆無線LANサービスの提供者間の垣根を越えて一度の手続きで円滑に利用できる取組みを進められ、無線LANサービスの利用者の利便性の向上と、地域情報化の発展に多大な貢献をされました。
特定非営利活動法人 パソコンまるごとアシスト(代表:濱田 光由(はまだ みつよし))
長年にわたり、地域住民に密着した情報通信に関する講習を行い、情報リテラシーを向上させるとともに、災害時のシステム復旧に関する協定を自治体と締結し、情報通信の利用の安心安全の確保に多大な貢献をされました。

連絡先
東海総合通信局 総務課
電話:052-971-9103

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