総務省トップ > 政策 > 情報通信(ICT政策) > 研究開発・標準化の推進 > 総務省の競争的資金 > 戦略的情報通信研究開発推進事業 > 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE) 重点領域型研究開発

戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE) 重点領域型研究開発

情報通信審議会「新たな情報通信技術戦略の在り方」 第1次中間答申(平成27年7月28日)及び第2次中間答申(平成28年7月7日)等を踏まえ、IoT/BD/AI時代に対応して、技術実証・社会実装を意識した、新たな価値の創造や社会システムの変革に寄与するICTの研究開発を推進します。

プログラムの概要

新たな価値の創造や社会システムの変革に寄与する、以下の(1)〜(7)のICTの研究開発分野(分類の融合領域や分類横断的な研究開発を含む)におけるICTの研究開発課題の提案に対して研究開発を委託します。

  • (1)センシング&データ取得基盤分野

    本格的なIoT社会に向け、フィジカル空間から様々な情報を収集してサイバー空間に入力する基盤技術に関する分野

  • (2)統合ICT基盤分野
    • コア系: 超大容量の情報を極めて安定的かつ高品質に、シームレスに広域に繋ぐコア系ネットワークを構成する基盤技術に関する分野
    • アクセス系: コア系とシームレスに連携し、膨大で多種多様な情報を高効率かつ柔軟に伝達するアクセス系ネットワークを構成する基盤技術に関する分野
  • (3)データ利活用基盤分野

    多種多様な情報に基づき知識・価値を創出し、人に優しく最適な形で、あらゆる人が利活用可能とするための基盤技術に関する分野

  • (4)情報セキュリティ分野

    自律的・能動的なサイバーセキュリティ技術の確立等をはじめとするネットワークセキュリティ対策に加え、情報・コンテンツ等に係る幅広い側面からの情報セキュリティ対策のための基盤技術に関する分野

  • (5)耐災害ICT基盤分野

    大規模災害発生時でもしなやかに通信環境を維持するとともに、通信インフラの応急復旧や被災状況の正確な把握に資する等、ICTによって災害に強い社会を形成するための基盤技術に関する分野

  • (6)フロンティア研究分野

    各分野に跨がり、次世代の抜本的ブレークスルーにつながる先端的な基盤技術に関する分野。基盤技術の更なる深化に加えて、先進的な融合領域の開拓、裾野拡大、他分野へのシーズ展開等を図る。

  • (7)IoT/BD/AI技術の研究開発分野

    あらゆるモノをIoTによりネットワークにつなぐことで、その状態やニーズ等に関する情報を収集し、膨大なビッグデータをAIにより解析することで、様々な社会課題の解決や新たな価値創造を実現するIoT/BD/AI時代において、当該技術を用いて様々な問題解決に資する研究開発

  • 研究開発経費
    • (1)ICT重点研究開発分野推進型 3年枠
      • フェーズI:1課題あたり上限300万円(間接経費別途配分)(*)
      • フェーズII:単年度1課題あたり上限1000万円(間接経費別途配分)(*)
    • (2)ICT重点研究開発分野推進型 2年枠
      • フェーズII:単年度1課題あたり上限2000万円(間接経費別途配分)(*)
  • 研究開発期間
    • (1)ICT重点研究開発分野推進型 3年枠
      • フェーズI:1か年度
      • フェーズII:最長2か年度
    • (2)ICT重点研究開発分野推進型 2年枠
      • フェーズII:最長2か年度
(*)予算状況等により変更することがあります。

「重点領域型研究開発」 採択評価の主なポイント

全プログラムに共通な評価の観点に加え、以下の観点についても評価します。

  • (1)ICT重点研究開発分野推進型 3年枠
    • 研究開発目的が社会的課題の解決に資するなど、妥当なものであるか。
    • 研究開発の内容は先進的なものであるか。
    • 研究開発手法が妥当であるか。
    • 研究開発成果が、ICTによる新たな価値の創造や社会システムの変革に寄与するものか。
  • (2)ICT重点研究開発分野推進型 2年枠
    • 研究開発目的が社会的課題の解決に資するなど、妥当なものであるか。
    • 研究開発の内容は先進的なものであるか。
    • 研究開発手法が妥当であるか。
    • 研究開発成果が、技術実証・社会実装を意識したもので、ICTによる新たな価値の創造や社会システムの変革に寄与するものか。

詳細は、公募に際して配布する「提案要領」をご覧下さい。

過去に実施していたプログラム

ページトップへ戻る