M2M等専用番号の創設

平成29年1月1日に、M2M通信等専用の電気通信番号(M2M等専用番号)として020番号帯(ただし、0200及び0204番号帯を除く。)をご利用いただく制度が始まります。

  • M2M等専用番号をご利用いただくのは、以下の「M2M等専用番号の対象とするサービスの範囲」のとおりです。
  • 関係法令を平成29年1月1日に施行予定で、同日以降に当該専用番号の申請が可能となります。
  • M2M等専用番号は、ユニバーサルサービスに係る負担金の徴収の対象外です。
  • 本改正省令等施行前に、既にM2Mサービス等に090/080/070番号を使用している場合は、施行後も現在ご使用の番号を使用していただけます。ただし、M2Mサービス等に使用される090/080/070番号については、引き続きユニバーサルサービスに係る負担金の徴収の対象です。
  • 現在、020番号帯は発信者課金ポケベル電話番号に利用可能ですが、現状0204番号帯のみが使用されていることから、改正省令においては、0201〜0203番号帯及び0205〜0209番号帯をM2M等専用番号に、0204番号帯を発信者課金ポケベル電話番号に利用可能としております。

詳細については、以下を参照ください。

創設の趣旨

 携帯電話・PHSの番号としては090/080/070で始まる11桁の電話番号の合計2億7,000万番号を国(総務省)から携帯電話事業者に割り当てていますが、このうち平成28年3月時点で2億3,260万番号を指定済みであり、今後、指定可能な番号数は070番号帯の3,740万番号のみという状態です。
 一方、IoT/M2M時代の到来が言われる中、M2Mサービスも、それが携帯電話網を使う場合は、090/080/070番号を利用しており、その使用番号数は平成32年には4,200万番号に達するとの予測もあります。
 このように、携帯電話番号の枯渇対策及びM2Mサービス用番号のひっ迫対策を早急に行う必要があるため、M2M等専用番号として020番号を創設するものです。

これまでの経緯

 上記の状況への対応のために、総務省は、平成27年6月18日に「携帯電話番号の有効利用に向けた電気通信番号に係る制度の在り方」について情報通信審議会に諮問し、同年12月17日に答申を受けました。
 その後、当該答申を踏まえた改正案(新旧対照表)PDFを策定し、そのうち情報通信行政・郵政行政審議会に諮問を要する事項について平成28年9月27日に同審議会に諮問しました。諮問を受け、同審議会では、電気通信番号委員会における調査結果及び同年9月28日から同年10月27日まで実施した意見募集の結果を踏まえ、同年11月18日に、諮問のとおり改正することが適当である旨の答申をしました。
 同答申を受けて、平成29年1月1日施行に向け、改正案のとおり制定するよう手続きを進めております。

M2M等専用番号の対象とするサービスの範囲

 M2M等専用番号の対象とするサービスの範囲は、改正案において以下のとおりとしております。

電気通信番号規則(平成九年郵政省令第八十二号)

 第九条第一項第三号の二 携帯電話又はPHSに係る端末系伝送路設備(主としてデータ伝送役務の用に供するものであって、総務大臣が別に告示するものを除く。)を識別するための電気通信番号は、別表第一第六号の二に定めるものとする。

別表第一第六号の二
20CDEFGHJK(Cは0及び4を除く。)
 ただし、CDEは、総務大臣の指定により第5条第1項の電気通信事業者ごとに定められる数字とする。
注 英字は、十進数字とする。

電気通信番号規則第九条第一号及び第十条第三号の規定に基づく電気通信番号規則の細目(平成九年郵政省告示第五百七十四号)

第一条の二 電気通信番号規則第九条第一項第三号の二に規定する総務大臣が別に告示するものは、次のいずれかに該当するものとする。

  1. 一 ショートメッセージサービス(携帯電話又はPHSに係る端末系伝送路設備と接続された端末設備間において、電気通信番号を接続のために用いて通信文その他の情報を伝達するサービスをいう。)の提供の用に供するものであって、当該サービスのうち利用者間で送受信を行うものの提供の用に供するもの
  2. 二 音声伝送役務の提供の用に供するものであって、当該役務のうち当該役務の利用者(特定の利用者を除く。)が該当役務を利用する際、電気通信番号を認識できるもの又は直接若しくは他の電気通信事業者の網を介して第一種指定電気通信設備との間で呼の接続を行うものの提供の用に供するもの
  3. 三 その他総務大臣が特に認めるもの

以上の内容を表にすると次のとおりです。

M2M等専用番号の特徴

  • 以下の項目が指定要件とされています。
    - 第一種指定電気通信設備との間で呼の接続を行わないこと
    - 電波法に基づく基地局の無線局免許を有すること
  • ユニバーサルサービスに係る負担金の徴収の対象外です。
  • 本改正省令等施行前に、既にM2Mサービス等に090/080/070番号を使用している場合は、施行後も従来の番号を使用していただけます。ただし、M2Mサービス等に使用される090/080/070番号については、引き続きユニバーサルサービスに係る負担金の徴収の対象です。
  • 現在、020番号帯は発信者課金ポケベル電話番号に利用可能ですが、現状0204番号帯のみが使用されていることから、改正省令においては、0201〜0203番号帯及び0205〜0209番号帯をM2M等専用番号に、0204番号帯を発信者課金ポケベル電話番号に利用可能としております。

今後の予定

 実際に020番号が利用可能となるには、電気通信事業者からの020番号指定の申請及び総務省の審査・指定、並びに電気通信事業者側での必要なシステム改修等を経る必要があります。なお、M2Mサービス等に番号が必要な場合、経過措置により、本改正省令等施行の際に現に指定されている090/080/070番号の利用も可能です(電気通信事業者が、未使用の090/080/070番号を有している場合に限ります。)。利用可能時期の詳細や経過措置適用の希望については、関係する電気通信事業者にご相談ください。

参考資料

関連サイト

平成27年6月18日(木)情報通信審議会諮問
同審議会 電気通信事業政策部会(第30回)
URL:http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/02tsushin10_03000259.html

平成27年12月17日(木)情報通信審議会答申
同審議会 電気通信事業政策部会(第34回)
URL:http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/denki_bukai/02tsushin10_03000294.html

平成28年9月27日(火)情報通信行政・郵政行政審議会諮問
同審議会 電気通信事業部会(第74回)
URL:http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/yusei/denki_tsusin/02ryutsu01_04000235.html

平成28年11月18日(金)情報通信行政・郵政行政審議会答申
同審議会 電気通信事業部会(第75回)
URL:http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/yusei/denki_tsusin/02ryutsu01_04000238.html

お問合せ先

総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 電気通信技術システム課 番号企画室
電話:03-5253-5111(内線5859)
FAX:03-5253-5863
E-mail:new-number[atmark]soumu.go.jp
(スパムメール対策で@を[atmark]と表記しています。メールを送付する際は、[atmark]を@に置き換えて送付してください。)

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