世界情報通信事情 World Information and Communication Circumstances

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デジタル放送の現状

デジタル放送の現状

(2021年2月調査)

主要事業者 システム サービス開始年 アナログ波停止(予定)年 アナログ跡地利用
米国 各既存放送事業者 ATSC*US1 1998年11月 2009年6月 低出力のワイヤレスマイクやホワイトスペース機器が利用可能。600-700MHz帯を移動体通信事業者等に割当て。
英国 BBC、Freeview等 DVB-T/DVB-T2※GB1 1998年9月 2012年10月 800MHz帯(790-862MHz)を移動体通信事業者に割当て。700MHz帯(694-790MHz)をモバイル・ブロードバンドに分配。
ドイツ ARD、ZDF、RTL等 DVB-T2※DE1 2002年11月 2008年11月 470-690MHzを放送に分配し、800MHz帯及び700MHz帯を移動体通信事業者に割当て。
フランス フランス・テレビジョン、TF1、M6等 DVB-T/DVB-T2※FR1 2005年3月 2011年11月 800MHz帯及び700MHz帯を移動体通信事業者に割当て。
中国 CMG 等 DTMB※CN1 2007年10月 - 700MHz帯を移動体通信事業者に割当て。
韓国 各既存放送事業者 ATSC 2001年10月 2012年12月末 700MHz帯を国家災難安全通信網20MHz幅、通信40MHz幅、UHD放送30MHz幅に分配。
ブラジル TV Brasil、Rede Globo、Rede Record、SBT等 SBTVD-T 2007年12月 2023年※BR1 450MHz帯及び700MHz帯をデジタル・ディバイド解消対策として移動体通信、モバイル・ブロードバンド・アクセスに分配。
ロシア 第1チャンネル、NTV、VGTRK等 DVB-T2 2010年2月 2019年10月 -
インド DD DVB-T2、T2-lite 2003年1月※IN1 2023年12月末※IN2 -
日本 各既存放送事業者 ISDB-T 2003年12月 2012年3月※JP1 90-95MHzをFM補完中継局、99-108MHz及び207.5-222MHzをマルチメディア放送、710-730MHzを高度道路交通システム、730-770MHzを移動体通信に分配。ただし、マルチメディア放送サービスの終了に伴い、マルチメディア放送跡地の利活用方策について検討中。
  • US1 2017年11月にFCCがATSC1.0からATSC3.0への自主的移行を承認した。移行する放送局はATSC1.0とATSC3.0による放送の両方を5年間維持しなければならない。
  • GB1 DVB-T2は三つのマルチプレクス(BBC B、COM7/8、RNI/1)で運用されている。
  • DE1 DVB-TからDVB-T2への移行を2016年半ばから開始し、2017年3月27日にHD本放送へ移行した。
  • FR1 CSAは2018年2月にDTTプラットフォームを近代化する作業プログラムを発表。2024年パリオリンピックまでにDTV-T2/HEVCの世帯カバレッジ60%を達成する計画。
  • CN1 自主技術に基づく中国独自の規格「デジタルテレビ地上マルチメディア放送」(DTMB)である。
  • BR1 2018年12月までに全国の主要都市でアナログ停波を完了。全土でのアナログ停波は2023年の見込み。
  • IN1 セットトップボックス価格が高額であったことと、チャンネルがDDのみだった等の理由により推進計画は挫折。その後、計画が再開、現在推進中。
  • IN2 2017年1月のTRAIによる勧告に基づく。
  • JP1 東日本大震災の被災が顕著であった岩手・宮城・福島の3県以外では2011年7月までアナログ放送が実施された。