事業概要
ゆかりある皆さんとまちづくり。全国初の「ふるさと住民票」制度です。
事業の目的・背景
鳥取県日野町では、町出身者や通勤・通学者、ふるさと納税者などの「まちにゆかりのある町外在住者」を対象に、まちとのつながりをより深め、 まちづくりに参加いただくため、2016年1月から全国初の試みとして「ふるさと住民票」に取り組んでいます。
2019年2月末現在、258人の皆さんに「ふるさと住民票」に登録いただいています。
ゆかりある皆さんに「ふるさと住民票」に登録いただき、まちとの交流が盛んになることにより、 今まで目に見えなかった「まちの応援団」が可視化され、 その思いや提案・提言などをまちが受けとめることで、 「外から見たまちの姿」が見えてきます。 それが住みやすいまちづくりの原動力の一つとなると信じています。
取組の内容
①「ふるさと住民票」登録者の募集
募集チラシを、帰省者や町出身者などのふるさと住民票登録対象者が多く集まる機会(町内イベント、同窓会等)に配布するなどして、新規登録者を募っています。
登録者には、町広報紙やイベント案内などをまとめた「ふるさと定期便」を送付し、まちの情報提供と共に、町内での地域活動等への参加なども促します。
②「ふるさと住民票」夏の交流会
お盆に帰省するふるさと住民票登録者などを対象に交流会を開催し、町政への意見や提言をいただきます。併せて日野町関西地区在住者懇談会「ひの郷会」会員との交流や同会への加入も促進します。
③「ふるさと住民票」冬の交流会
毎年1月に開催している「ひの郷会」総会と併せて開催し、県外、特に関西地区在住の登録者同士の交流を図りました。
夏の交流会と同様、町政への意見や提言をいただいたと共に、町の特産品をモニターしていただき、特産品振興にも寄与いただきました。
④「ふるさと住民票」実施自治体との意見交換、ネットワークの構築
中国・四国エリアで「ふるさと住民票」に取り組んでいる自治体との意見交換、情報交換を行う、「ふるさと住民票実施自治体ネットワーク」を構築しました。
出所)日野町提供資料
取組の体制
日野町企画政策課、日野町関西地区在住者懇談会「ひの郷会」
募集等のスケジュール