卒業生<異能β>

あ行

青砥 隆仁 あるしおうね
物体の弾性力や粘性力を撮影可能な次世代カメラの開発 高度なインタラクションを可能にするセマンティックARのための環境識別技術の開発
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
カメラは映像を記録するものであったが、現在は物体の温度や形状、材質なども撮影可能になった。本挑戦では、さらに物体の感触(粘性・弾性)を撮影可能なカメラを開発。医療分野などでの応用を目指す。 現実環境の意味的な情報(セマンティクス)をコンピューターに提供する「セマンティックAR」環境の構築に必要となる、現実環境の識別技術の開発と、バーチャルキャラクターとのインタラクションシステムを構築。
生駒 崇光 生駒 卓也
様々な環境に適応する変形電動バイクの実用化と、それを用いたものづくりの民主化の推進 Deep Learningを用いた都市圏での天体写真撮影
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2019年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
箱からバイクに変形することで、多様な環境に適応可能なモビリティ「ICOMA タタメルバイク」の実用化。その開発過程を発信し、周りのユーザーと共創し、進化させる、モノづくりのコンテンツ化。 東京の夜空で目視できる星の輝きは少ないが、星空の画像を機械学習でデータを処理することで、少ない手間で簡単に「きれいな夜空」を実現できる。また光点を見つけるというモデル自体の転用の可能性も探る。
石井 洋介 石田 賢司
「うんこ」と「美少女」で大腸がんの早期発見を目指すアプリ「うんコレ」 個人所有できる公道を自走可能な小型4輪EV形態を持つ乗用人型変形ロボ「ファイバリオン」
2019年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2022年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
生活習慣病の早期発見を実現するべく、ゲームを攻略するためには日々の排便記録が必要なゲーム「うんコレ」や、医師に相談しにくい内容をVTuberに相談できるデバイス、触覚体験を通した啓発など幅広く開発する。 公道走行可能と直立二足歩行可能な乗用車両変形ヒューマノイドロボット「ファイバリオン」の開発を通して、過酷な屋外環境で働ける堅牢なハード・ソフトを実現して屋外作業ロボットのプラットフォームを目指す。
石原 航 市川友貴
手塚スターシステム・バンクシステムのインターネット的あるいは集合知的実装 自動授粉ロボットにおけるミツバチを模倣したイチゴの授粉制御アルゴリズムの開発
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
手塚治虫の制作手法である「手塚スターシステム」をモデルにした技術を開発し、イラスト音痴の人でも漫画を制作できる仕組みを作り上げ、漫画作りの民主化を目指す試み。 ロボットによる完全自動栽培で安定生産・人材不足に貢献することをミッションとし、ミツバチの代わりに受粉を行うロボット(蜜蜂を模倣した専用の授粉アタッチメント)などを開発。
市原 えつこ 伊藤 祐司
デジタルシャーマン・プロジェクト:家庭用ロボットへの故人の身体的特徴のインストール PROCESS WARP分散処理システムの開発
2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
科学技術が発展を遂げた現代向けにデザインされた、新しい弔いの形を提案。家庭用ロボットに故人の身体的特徴を憑依させるプログラムにより、精度高く人物を再現し、インタラクティブ性の向上を目指す。 オンラインシステムのほとんどはクライアント/サーバーシステムだが、特定のサーバーを持たず、既存システムでのクライアントを含む任意のデバイスが持つ処理能力を統合したプログラム実行環境を実現する。
今井 雄仁 宇田 道信
自然環境と利便性を両立するための飛行技術開発 Avrapter 電子楽器ウダーの次世代フラグシップモデル開発
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
自然環境と利便性、安全性を両立するための新技術方式Avrapter(アーヴラプター)を開発している。モノとしてだけでなく『自然を尊重した利便性』を主軸にした社会の在り方をも現実化していく。 「ウダー」は単純なインターフェイスを持ち、バイオリンのような無段階音程とピアノのような和音演奏性を両立させた電子楽器だ。本プロジェクトでは低コスト化と高性能化を図り、新しい「ウダー」の開発と普及を目指す。
江草 宏 遠藤 謙
iPS細胞の腫瘍化を回避した骨再生治療への挑戦 100m走で10秒を切ることができる靴の開発
2019年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
iPS細胞から人工骨を作り出し、これを凍結乾燥することで骨補填材を得る技術を着想。本プロジェクトでは、当該製品をペットや馬の骨欠損治療に応用すべく、その骨誘導能を強化し、その効果を検証していく。 パラリンピックなどで使用されている疾走用のスポーツ義足をつけたアスリートの躍進はめざましい。100mを9秒台で走る未来を目指し、アスリートの走りを最大限にまで引き上げる靴を開発する。
大熊 康彦 大嶋 泰介
田畑の聴診器〜田畑から河川に流れ出る無駄な肥料分を削減し海や川の生態系を守りたい〜 かたくてやわらかい/やわらかくてかたい物質をつくる(構造であらゆる弾性特性をつくるための情報環境)
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
農地には作物に吸収されなかった肥料成分が蓄積するようだ。この肥料成分(蓄積肥料)を活用すると、豊作となる可能性がある。本技術は、肥料の側面から持続可能で豊かな農業を目指す技術である。 剛性の高い物質に構造を加工することで、固さと柔らかさの2つの性質が両立する物質を作れる。本プロジェクトでは、その2つの性質を同時に持つ物質の弾性特性を構造によって設計・製作するためのシステムを構築。
大曽根宏幸 大宮 直木
シナリオ生成支援AI「BunCho」の改善とマルチメディア化 磁気誘導全消化管カプセル内視鏡の開発
2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
物語を自動生成するシナリオ生成支援AIである「Bun Cho」にさらなる改良を加える。またマルチメディア化・コンテンツ化に向けた活動を行い、既存IPとの連携や、BunChoからさまざまなIPを創出することを目指す。 通常の内視鏡に比べ、カプセル内視鏡はただ飲み込むだけの検査で、苦痛や放射線被曝がない。カプセル内視鏡を体外から磁石で誘導し、1回の検査で食道〜肛門までの消化管を効率的に観察できるシステムを開発、検証する。
小川 晋平 落合 陽一
聴“心”器の開発 コンピューテーショナルフィールドを用いたヒューマンインターフェースの実現
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2014年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
心音の大きさやタイミング、心拍変動など各種パラメーターを独自のアルゴリズムで解析し「ストレスの数値化」を目指している。本事業では自律神経指標の定量的評価アルゴリズムの研究及び試作開発を行う。 3次元的に浮遊する実体のホログラムの形成や、人によって違う音が届くスピーカーとしての利用で、ポテンシャル場の記述範囲を2次元から3次元へと拡張し、生産、エンターテイメントなどさまざまな場所で利用できるようにする。
小野 克樹 小山 昭則
これからメタバースで新たに生まれると予見される仕事にフォーカスした障害者の就労プロジェクト 肉眼では見えない微生物に光を当てるだけでリアルタイム観察を可能にする技術開発
2022年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
メタバースでの仕事とフルリモートの仕事を、オンラインの環境やVR空間で障害が軽減した障害者に提供することで、障害者の新たな就労の形を作り、障害者の就労における平等の実現を目指します。 光を当てるだけで、表面の衛生状態を可視化する蛍光イメージング技術を開発。従来の拭き取りや細胞接種を必要としない新しい管理方法で、高い衛生管理を促進できる可能性がある。

か行

堅山 耀太郎 加藤奈津実
生物に着想を得た分散アルゴリズムの構築と実装 理想を叶えるAIファッションの追求
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
さまざまな生物の情報処理のモデルから、コストとパフォーマンスのバランスのとれた実用的なキャッシュアルゴリズムを考案・実装して、実際にP2Pシステムやウェブサーバー群などのパフォーマンスを向上させることを目指す。 ユーザーのニーズと服飾制作を融合させ、ユーザーの身体データを元に、最適化したデザイン生成かつシミュレーションを行い、ユーザーに最適化された服飾製作を行うパッケージ化された服飾製作システムを創出。
金澤公彦 亀岡 嵩幸
電子書籍のレビューによる書店向け収益化サービス 尿失禁感覚再現装置のための尿意提示システムの改善と装置普及に向けた小型化、モジュール化
2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
読者がレビューを投稿することによって、「増える電子書籍」を創造し、書店が収益を得られる新しい仕組みを実現。これにより、ダイレクトに著者を支援し、読者や出版社、書店に収益をもたらすことを目指す。 体験者に尿失禁感覚を提示する失禁体験装置のさらなる改良と普及に向けた活動を行う。装置の小型化とモジュール化を進め、医療・介護・エンタメ業界などさまざまな領域と連携し具体的な応用事例を創出する。
鴨居 達明 加山晶大
コマッピング〜どこでも楽しめるインタラクティブなプロジェクションマッピングの開発〜 あらゆる衣服に生命感を吹き込むプロダクトで新たな表現の場を生み出す
2022年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
プロジェクションマッピングの手法を用いてコマ回しにインタラクティブな体験を提供するプロダクトを開発。回転体のロバストな検出手法を編み出すとともに、誰でも簡単に持ち運び設置できるハードウェアも実現した。 衣類に生命感を宿すプロダクトで、人とモノの新たな関係性を世の中に提供。認知工学やアニメーションのセオリー、ロボティクス技術を応用して衣類そのものが生命を持ったように動くプロダクトを開発する。
川口 一画 神田 沙織
次世代の異能を育てる。誰でもハードウェアの仕組みを学べるモジュール型玩具の開発。 FAB OF/FOR/BY THE GIRLS-3Dプリントに特化した表面加工技術のレシピ化-
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
誰でも簡単にハードウェアの仕組みを学べるモジュール型玩具を開発。子どもを中心にハードウェアへの関心を向上させ、ハードウェア開発の裾野を広げていくことで、次世代の異能な人材を育てるきっかけとする。 主に女性ユーザーにとっての参入障壁の原因を「完成(感性)度の欠如」、つまり「仕上げの差異」といった視点から検証し、10種の3Dプリント材料と10種の仕上げ加工を組み合わせ100通りの標本(レシピ)を制作する。
北川啓介 木村 日向
家族みんなで安価に一日で建築する未来住宅 生分解性のインスタントハウス みんなの目を守るもの
2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
生分解性の素材のみで、形も大きさも機能も自由自在に変更できるインスタントハウスのプロトタイプを実現する。それにより、国外の家がない人への提供を可能にしていくことを目指す。 パソコンと人の顔との距離を認識し、一定の時間が経過するとアラームと光で警告させるシステムを機械学習で開発。ゲームに夢中になって警告を無視してしまう子どもたちへの仕組みやアプリ開発などにも挑戦。
久保 友香 河野 紘基
シンデレラテクノロジーのための、自撮り画像解析による、女性間視覚コミュニケーションの解明 気球に搭載可能な装置回収システムによる新しい上空観測の実現
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
フィールドワークとインターネット上のデータ解析の2種類のアプローチから、バーチャル世界とリアル世界をうまく渡ることに成功している、日本の若い女性たちのコミュニケーションを観察、モデル化、分析する。 気象予報や気候変動の監視に用いられてきた従来の気象観測気球は、観測後に回収をしない使い捨てを前提とした形で運用されており、軽量かつ簡素なセンサーのみによる、基礎的な観測にとどまっていた。本挑戦では観測装置自体に滑空制御機能を付加することによりより高度な計測器等を搭載可能な新しい気球観測システムの実現を目指す。
今 悠気 近藤 佑亮
ハンガー反射を軸とした運動誘発錯覚現象統合システムの基盤構築によるHapticHMDの実現 スマートフォンを用いた三次元姿勢推定による筋トレ上達支援
2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
ハンガー反射は、針金ハンガーを頭に被ると意図せず頭が回ってしまう錯覚現象。このハンガー反射を軸としてより手軽に怖くて楽しいVR体験が可能になるHMDシステムを開発する。 姿勢推定技術を駆使して、筋トレを正しく簡単に習得することができるアプリケーションを実装する。これにより、誰もが望むままに筋肉を成長させられる社会、世界的筋肉量の増加を実現する。

さ行

酒井 雄也 坂本 俊之
食品廃棄物を活用した新素材の開発 GPT-3相当の大規模言語モデルの日本語版学習済みモデル作成
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
フードロスの削減と活用のため、これまでリサイクルが困難であったコンビニの廃棄弁当や菓子パン等を、カトラリーや建設材料など様々な用途の製品としてよみがえらせることを目指す。 様々な自然言語を扱うAIのベースとなり得る大規模言語モデルの、日本語に特化した一般言語モデルを作成し、自由に利用・研究できるように誰でもダウンロード可能なモデルとして公開する。
坂本 元 佐藤 国亮
人間が乗り込み操縦する、巨大人型ロボットの実現に向けて、二足歩行技術の研究 カバンに入れて持ち歩けるクルマ WALKCAR
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
少年時代に憧れたロボットアニメの人型ロボットを実現する。最終目標は身長18mで、人間が乗り込み操縦する巨大ロボットだ。関節を駆動するモーターや二足歩行制御ロジック、転倒防止といった技術課題に取り組む。 「WALKCAR(ウォーカー)」は、13型ノートPCサイズで鞄に入る、自転車並みのスピードで走行できるクルマ。現状では日本の公道を走ることができないため、公道を走行可能な仕様の製品を開発する。
佐藤 博 Zhafri Zainudin
手書文字文化2.0 デジタルの時代に人間性を取り戻したい Stickers coated with 100% natural formulations that extend fruits shelf life by 3-4 times longer
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
固定フォントの代わりに、手書き感が出るようにAIの予測機能を使い毎回異なる形状の文字を自動生成する装置です。文末に「です」「ます」が並んでも、少しづつ異なり手で書いたように自然な感じです。 新鮮な果物の貯蔵寿命は極めて短いため、生産者や販売業者などは財政的な影響を受けやすいが、スティックスフレッシュのステッカーを果物に貼ると周りに保護層を作られるため、長く新鮮に保つことができる。
島影 圭佑 清水 映輔
OTON GLASS−読む能力を拡張するスマートグラス−におけるインターフェースとサービスの研究開発 日本発!! 眼科診断 AI の開発による世界の失明と視覚障害の根絶への挑戦!!
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
「OTON GLASS」は文字を読み上げてくれる眼鏡。次世代型のプロトタイプを制作するために、ハードウェア・ソフトウェアのアップデートに加え、ライフログデータを利用したサービスの開発に取り組む。 スマホアタッチメント型の眼科医療機器「Smart Eye Camera」で収集した画像から「眼科診断AI」の開発に成功。世界の失明を50%減らし、眼から人々の健康を守るために活用していきます!
庄司 観 新谷 正嶺
生物と機械の情報通信インターフェイス 見たい物の構造と動きをそのまま電子顕微鏡観察する方法の開発
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
細胞と機械の情報通信システムの開発を目指し、輸送膜タンパク質を模した合成ナノチャネルを開発した。本チャネルを標的人工細胞にのみ挿入することでチャネルを介した分子輸送に成功した。 鳥の?製を見ただけではどう飛ぶか分からないのと同じで、生体も動いている状態を見ることが大切です。溶液に浸かった生体試料の構造と動きを電子顕微鏡で観察する方法(DET膜法)を開発しました。
鈴木 完吾 鈴木 遼
書き時計 環境に融け込まれた群ロボットによる新たなヒューマン・ロボット・インターフェイスの提案
2019年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2019年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
文字を書き、時間を表示する時計「書き時計」を提案。その完動と長期動作を目指し、付随する技術的課題(動力伝達、時計機構、筆記機構、消字機構、脱進機構など)をローテクノロジー「からくり」で解決していく。 本提案では、ある空間にさまざまなロボットが配置され、用途に応じて展開されるビジョンの1つの形として、環境に融け込まれた群ロボットを使った、新たなコンピューターインターフェイスを提案する。
瀬尾 拡史 瀬島 吉裕
「サイエンスを、正しく、楽しく。」でサイエンス、特に医療の世界を良くしたいです。 人を惹きつける瞳輝インタフェースの開発
2014年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
心臓生理の理解や手術シミュレーションなどを、普段あまり出会うことのない「医学」と「CG」とを結びつけ、「正しく」且つ「楽しく」実現。治療成績の向上や医療従事者のトレーニングなどにつなげる。 人は、感動しているとき、恋しているとき、やる気に満ちているとき、抑えきれない感情が瞳に宿り、輝きを放つ。そして、この輝く瞳に人は強く惹かれる。この仕組みを導入して、人を魅了するロボットを開発する。

た行

たいがー・りー 橋 哲人
声シャワー 誰もがロックスターのように演奏・セッション出来る「ほうきギター」を世界中に届けたい
2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
「声」の可能性を求めて今までにない実験を行い、まだ世の中にない新しい価値観を提供。たとえばある声を浴びたときに思考や行動パターンが変わるか、同じ声でも環境や声の主によって反応が変わるかなどを実験。 誰もが音と光で音楽を奏で自己表現できる「ほうきギター」。センサーと音楽アルゴリズムで感覚的に演奏できる楽器による、音楽経験や国籍、言語を超えたノンバーバルコミュニケーションを世界に広げて行く。
橋 宣裕 滝沢 彰
Acoustic Fart Wave Generating System ノイマン型2進演算を超越した3次元デジタルを用いた7進演算装置の構築
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2019年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
最先端の要素技術の複合的な制御を可能とすることで、任意のタイミングで多彩なバリエーションのAcoustic Fart Wave(AFW)を生成できる装置を開発し、ロボティクスやエンタテインメント分野における発展に寄与。 0と1で処理するノイマン型コンピューターを2次元とするなら、もし3次元化して空間デジタルとできるなら、演算装置は格段に進歩する。「コンピューターの世界は2進数である」という常識を打ち破ることが可能だ。
武井 祥平 竹内雅樹
かたちを変える空間の構成技術に関する研究 失われた声を取り戻すデバイス「Syrinx」
2014年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
人々の振る舞いや、環境の変化に呼応して、ダイナミックに空間のかたちを変え、空気の流れ、光のまわり方、そこに集う人々の心理といったその空間の特性をコントロールするような建築物を構想し、実現させる。 喉頭がんなどで声を失った人々が口パクで話すことのできるウェアラブルデバイス「Syrinx」を開発しているが、まだ人の声に近い振動音に機械音が混ざるため、本プログラムの挑戦でその解決を目指す。
竹之内 大輔 多田隈 建二郎
パーソナライズされた笑いをお題(フリ)回答(ボケ)ガヤ(ツッコミ)により生成する大喜利人工知能の開発 可食ロボティクスの展開:体内管腔状空間での推進を可能とする全周開張式円状断面トーラス型ロボット機構の開発
2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
大喜利のお題(フリ)を生成し、回答に沿ったガヤ(ツッコミ)を返答するAI「大喜利α」というプロトタイプをベースに利用者ごとに異なる「笑いのツボ」を押さえた、パーソナライズされた笑いを提供する対話AIを実現。 体内管腔構造に全面接触することで、接触圧力を抑える「全周開張」を行う円状構造として、考案した「膨張・収縮式トーラス構造」に基づき、推進を可能にする究極のロボット機構の原理の拡張および具現化を行う。
田中 一敏 田中義丸
人間と動きを読み合うヒト型卓球ロボット フルリモート演劇等の映像撮影におけるロボティクス技術の適用可能性の検証と演出手法の体系化
2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
人間同士が互いに動きを読み合う対人スポーツ競技を題材として、人間と動きを読み合うヒト型卓球ロボットを開発。機械系と制御系、人間の運動を予測する認識系、人間に運動を予測させる行為系について検討・統合する。 リモート環境における映像撮影に関するロボティクス技術の適用可能性の立証と演出手法の体系化を目指し、システムの現場検証を通じて、技術開発、適用可能性の立証、そして演出手法としての体系化を進める。
谷口 和弘 谷 重喜
耳飾り型コンピュータ 光学的コンピュータ断層撮影機構を備えた3Dデジタル顕微鏡の開発
2014年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2022年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
耳は歳をとっても、体に障害があっても最後まで機能が残ると言われており、耳飾り型コンピューターを研究開発している。まだ開発できていない「耳で人間の五感を感じコントロールできる機能」の実装に挑戦。 放射X線でなくとも光透過性のある観察試料であれば、平面光源やスリット光センサとの組み合わせにより、三次元による微細構造の観察や断層像の再構築が可能な、光によるCTスキャン顕微鏡ができると考え挑戦した。
田沼 英樹 田脇 裕太
激安FPGAのメニーコアは本当にあります!シンプル高性能なメニーコアマイコンで簡単お手軽並列処理♪ データをリハビリの羅針盤にする!世界のヘルスケアを塗り替える”リハビリマップ(remap)”の開発
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2022年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
FPGAならではのまったく新しいアーキテクチャーでメニーコアマイコンを構成し、ソフトウェアだけでお手軽に使いこなせるような環境を構築。HDL記述や論理合成がほぼ不要になるので、開発のハードルが下がる。 AYUMI Scanはカメラ映像から足腰年齢を測定できるシステムだ。疾患リスク等を予測できるほか、将来の足腰能力も予測可能にする。人々の足腰年齢を10歳若返らせ、超高齢社会を救う。
佃 優河 土田 修平
文字を描画する生物ロボットの開発 錯覚ボールの実現
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
ゴキブリをサイボーグ化し、複数個体を遠隔強調制御することで、漢字を描画する技術開発 持ち上げ可能で、錯視によって非現実的な動作を表現するという「技」を持つ、直径1m以上の球体LEDディスプレーを開発。多数の移動するディスプレーを利用し、肉眼で非現実的な世界を楽しめるよう試作を行う。
土谷 健一 手塚 蒼太
ハエトリグモの視覚特性を応用したコンピュータビジョン 紙から構成可能な使い捨てロボットハンドの開発
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2022年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
生物多様性という視点に立ち多種多様な生物の視覚情報処理について理解することで、新しい画像処理アルゴリズムを創造し、問題解決アプローチの足がかりとする。その1つとして、今回はハエトリグモの視覚特性に注目する。 紙などのシート状部品を折りたたむことで構成可能なロボットハンドを提案。指部分には軸や軸受けなどの機械部品を一切使用しないため設計変更が容易で、低価格、軽量、コンパクトといった特徴を有する。
藤堂 高行
 
徳田 貴司
ヒト型ロボットに眼力(めぢから)を与えるための研究 視覚ジャックシステム
2014年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2014年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
「不気味の谷」と呼ばれる違和感の解決を目指してヒト型ロボットにおける視線表現に着目し、眼球・頭部・ 目蓋など顔面要素・視対象の間に適切なインタラクションを構築することで、不気味の谷を克服する。 遠隔地にいる人々と会話や動作などでコミュニケーションを取りながら自在に視点を移動し、その場にいる感覚を得られる。「視覚ジャックシステム」の開発を目指し、新しいコミュニケーションの形を創出する。
鳥光 慶一    
電気を流す伸縮自在の糸で体の動きを知る  
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者  
伸縮性導電糸を実現することに成功しており、基材である糸の電気的特性変化を利用して体の動きを計測することができる衣服の作製に取り組む。着ていることを意識せずに動きを可視化して介護医療分野などに応用する。  

な行

中嶌 健 中? 久和巨
レース鳩を再び伝書鳩に!〜災害多発の今だからこそ〜 次世代型表情表出アニマトロニクスシステムの開発
2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
非常時の通信手段として鳩に注目。今は通信手段としての伝書鳩は姿を消したが、レース鳩として趣味の世界で生き残っている。レース鳩帰還率の減少の原因を探り、鳩を通信手段として復活させることを目標とする。 現在のアニマトロニクスが抱える技術的課題を解決しつつ、造形技術、ロボット工学、感性工学などあらゆる技術の複合体であるアニマトロニクスに新たな価値を持たせ、さらなる発展を目指していく。
中野 裕介 中村 哲也
ロボットによる初生雛雌雄鑑別 進化におけるミッシングリンクの動物をもう一度地球上に蘇らせる
2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
鶏卵生産のオートメーション化が進んでいるが、現在ニワトリの雛のオス/メスの鑑別には熟練した人による鑑別が不可欠。そこでロボットによる識別を実現して、良質なタンパク源となる卵の生産を拡大する。 コンピューター解析と遺伝子組み換え技術を組み合わせる事で、約3億8千年前に脊椎動物が魚から陸上動物へと進化した時の中間動物を作り出し、体の各部位がどのように進化したのかを解明する。
中村 正裕 中安 翌
遺伝子発現量やエピゲノムデータを画像化し、細胞らしさの識別や検索を可能とするプラットフォームの開発 うねうねわらわらアニマトロニクス
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
生命科学研究データをより親しみやすいものにするため、「遺伝子発現量」やその制御を司る「エピゲノム」を対象として、データをわかりやすく画像化し、検索を可能とするプラットフォームを開発する。 映画などで用いられるアニマトロニクス技術とキネティックサーフェースシステムを融合して、CG映像のような表現を実体として実現。多数の構成要素が連動して有機的に美しく動く表現を追求する。
浪川 洪作 西岡勇人
分散型立体音響システムの構築およびコンテンツ製作 手取り足取りロボットの支援による現実に近いピアノ演奏体験
2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
複数のスマートフォンを用いてそれぞれの端末で音の生成を行う立体音響のシステムおよびコンテンツを開発。最終的にスマートフォンの台数を数千〜数万と増やし、大規模空間における新たな音響的演出のひとつとして利用する。 ロボットによる支援を通してあらゆる人にピアノ演奏体験を提供することである。究極的には、あらゆる音楽が苦手な人や身体の不自由を持つ人でもさまざまな楽器演奏を楽しむことができる世界の実現を目指す。
西田 惇 西本 匡志
装着型デバイスによる身体認知機能の最大化に基づく人々のエンパワーメント ペアプログラミングAIの実現に向けた「レシピの予測機能」の開発
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
筋活動制御に基づく教示者と学習者の運動覚融合などを可能とする装着型デバイスを用いることで、教える能力と学習する能力を最大化し、使用者の主体的な機能回復や獲得を支援する手法を提案する。 知識や経験豊富な開発者のように支援する「ペアプログラミングAI」を実現。ソースコードとそれに対して実現を望む機能を表すキーワードを伝えると、不足や誤りをアドバイスする「レシピの予測機能」を開発。

は行

蓮尾高志 花園園恵
多様性を内包した持続可能なAI社会に向けたAI技術開発のアクセシビリティ改善 一家に一本ほしくなる、ソーラー花電プランツ
2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
多様性を内包した持続可能なAI社会の実現に貢献するための第一歩として、特に改善を必要とするような、目が見えない/見えづらいといった、視覚的な情報障害のある人々を対象としたAIのアクセシビリティー改善を行う。 光さえあれば地球上のどこでも花を咲かせて機能する、ソーラー”花電”。植物が光合成をするように、ソーラーシートの葉っぱで発電し、根っこに蓄電し、暗くなると花を咲かせて照明になる「光のプランツ」など。
羽生田豪太 濱田 健夫
最適構造と基板・センサー・配線を一体成形した無人機の量産手法の確立 臀部清拭代行装置のための操作インタフェースの開発
2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
さまざまな用途の無人機の構造の最適化と、その無人機が持つ機能を生み出す基板、センサー、配線などを一体成形し、全体を量産する生産手段を開発。コンポジットによる最適構造に機能を限りなく一体成形する。 臀部清拭代行装置は、便器に搭載されたロボットアームにより、直接臀部に手を伸ばすことなく便や水分を拭き取れる。本プロジェクトでは、ユーザーが臀部清拭代行装置を意図通りに操作するためのインターフェースを開発する。
BBコリー 廣瀬 悠一
アナログ・デジタル表現を融合させた『人の目を離さない表示デバイス』の開発 中実な編み物を造形するソリッド編み機の開発
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
人間に寄り添った現実世界のアナログ要素(物理的角度など)を用い、デジタル社会で伝達される要素(数字や記号など)を表現することで、エンタメ性の高いディスプレイの開発を行う。 編み物で中実な(中身の詰まった)形状を造形することで、たとえば机やいすといった「固いもの」にも応用できるソリッド編み。このソリッド編みを自動化する機械「ソリッド編み機」の開発を行う。
福重 真一 福原 洸
世界の好きな場所に意識を転送し現地の人と対話できるTele-ghostシステムの開発 ロボットよ,ワルツを踊れ!
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2019年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
世界中のライブカメラからの情報を用いて、自分の部屋にいながらゴースト(視覚と聴覚)だけを世界中の観光地に瞬間移動させ、ゴーストを通じて現地の人々とも対話できる新しいテレイグジスタンス技術を開発する。 社交ダンスから他者との協調動作を生み出す制御メカニズムの抽出に取り組む。社交ダンスを体験・習得し、他者との協調メカニズムについて仮説を立てて開発する、2体のロボット・カップルへ仮説の数理モデルを実装する。
福原 志保 福家 信二
PROJECT AFTER LIFE 先天性心臓疾患(Congenital heart disease :CHD)の出生前診断法の開発
2014年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
生命科学技術の発展がいかに文化や社会へのインパクトを与えているかを思索するため、人の遺伝子情報をほかの生命体の遺伝子情報内に保存することで、生と死、そして死後について考察することを目的とする。 先天性心臓疾患に対し、(1)正常胎児心臓モデルの完成と学習ソフトウェア開発、(2)モデルを利用した正常心臓診断ソフトウェア開発により、正常心臓を診断し、”異常疑い”の症例を専門施設に集めて予後改善を図る。
藤木 淳 藤原 麻里菜
視線方向と時間経過に応じて色変化する立体物造形のためのユニットモジュールの開発 YouTubeチャンネル『無駄づくり』にて無駄なものを作り続ける
2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2019年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
鑑賞者の視線方向と時間の経過に応じて、鑑賞者に異なる発光色を提示するユニットモジュール装置を開発。立体物を構成することにより、視線方向と時間経過に応じて表面色が変化する立体物が造形可能となる。 デジタルファブリケーションやオープンソース化されたIoT技術を使用し、”無駄”なプロダクトを制作したものをウェブコンテンツとして展開。この挑戦を続けていくことで、テクノロジーと社会をつなぐ指標を探る。
古澤 洋将 古庄晋二
高信頼性組込OS 100年後も利用される(利用できる)ビッグデータのアーカイブ技術
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
ロボットや生体などへの適用が可能な、高信頼性組込OSを開発。超軽量実装と超小型MPUへの適用を意図し、これまでOSの存在しなかった分野へ進出。医療・福祉、農業・畜産、といった分野で事業化を目指す。 すべての革新的技術は社会を変える。社会もそのニーズに合うように技術を変えようとする。この双方を有益な形に変化させる社会工学的技術の詳細をできるだけオープン形で残し、後続の教訓とする。
保坂 聡孝 堀 洋祐
音の謀略を解明する 身の周りの物を情報メディア化するプラットフォームデバイスの開発
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
「音がヒトに与える影響を解明する」というこれまでのありふれた研究ではなく、それをさらに洗練、進化させて既存とは異なるアプローチ方法と、先進的な計測方法で影響を測定し、解明することを目的とする。 情報と物理世界をシームレスに繋ぐデバイスの実現を目指す。折り紙の様に切る・折り曲げることで自由に変形でき、それを取り付けることで身の回りの物をメディア化する折り紙式デバイスを開発する。

ま行

前川 和純 前田 洋
他者とのつながりを生む遠隔対人スポーツ 人間に近い歩行動作で生物感を出せるロボットの実現へ!(実験機開発)
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
本挑戦では遅延補償と主体感に着目することで遠隔でのスポーツ体験を可能とする基盤技術を開発し、地理的制約を超えた身体的コミュニケーションおよび社会的つながりの創造を目指す。 骨盤運動機能を拡張した実験機を用いて、ロボットであるからこそできる運動を生成し、その結果として、膝関節の負荷を軽減できる人間に近い滑らかな歩行を実現する。
松本 光広 的場 やすし
空間を感じる超人化スーツの実現 粉粒体を液状化する「流動床」現象を用いたインターフェースの開発
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
人が、人に及ぶ物体を介した危険を回避するために、人の周りの全方向にある さまざまな物体と物体までの距離を皮膚における触覚を通して全方向同時に瞬時に認識できる、空間を感じる超人化スーツを実現する。 粉粒体を充填した容器中に流体を噴出することによって、粉粒体を液状化できる。この「流動床」と呼ばれる現象を用いて、これまで誰も見たことのない「固相と液相を自由に制御可能な新しいインターフェース」を開発する。
水本武志 皆川 達也
量的情報に着目してあらゆる会話を可視化する技術の開発 あらゆる形状に被覆可能で配線不要なロボット用触覚センサ基盤「FabSense」の開発
2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2022年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
量の情報に着目して会話を可視化する技術を開発し学校や研修の場を中心に提供し、1万8000人を分析。この技術を用いて、これまでと異なる場面の会話を可視化。これを通してあらゆる会話の可視化を目指す。 機能性材料を主軸としたあらゆる形状に被覆可能・接触部分に配線不要な触覚センサを開発。センサの形状は自由で接触部分の交換が容易なため、ロボティクスをはじめ様々な分野での活用が期待できる。
湊 雄一郎 三宅 智之
量子コンピュータと人工知能。量子アニーリングアルゴリズムのディープラーニングへの応用。 CGを用いた建物破壊映像におけるリアリティの追求とその制作過程及びモデリングデータの公開
2015年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2016年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
量子コンピューターの制約から導き出された論理回路を元に、実産業の要請と課題解決において的確な解法を提供し、新しい学術分野や機械学習への応用を人工知能と組み合わせて製造業を効率化する。 日本の伝統文化とも言える「特撮」だが、撮影技術がCGへと変化する中で演算能力的に複雑な破壊シーンが作れなくなっている。この問題を追求し、CGモデルデータと制作プロセスをメイキングやチュートリアルの形で公開。
宮崎英一 宮下芳明
今日からあなたも障害者! 発達障害者の困難を日常生活で体験するMRシステムの試作 「味覚メディア」の創出
2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
360度カメラを装着して、撮影した360度動画をリアルタイムで「発達障害者が見ているように見える動画処理」を行い、それを体験者が装着したVRゴーグルで視聴するMR(複合現実)システムを実現する。 電気で舌上のイオンを動かすと、イオン濃度変化により味が濃くなったり薄くなったりする。これを応用し基本五味の電解質を溶かした5つのゲルを用い、任意の組み合わせを実現する味ディスプレイを開発する。
村木 風海 Methasit Kiatchaipar
温暖化対策を身近に ― CO2直接空気回収マシーン CARS-α ― 3Med walker
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
まず始めにCO2回収技術、次いでCO2の高付加価値化に挑戦。そして複数の試作品を開発し、ネットワークを介してその効果を数値で分析・シェアすることで、個人が実践する温暖化対策の”見える化”を実現する。 高齢者の日常生活を支援し、介護者の負担を軽減するため、3med walkerは、高齢者の歩行を支援し、シャワーやトイレへの移動を支援するための革新的な設計となっている。
守下 誠    
ARカメラアプリ《ARama!》:身の回りの人や物を素材にして自由に遊ぶ。  
2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者  
「身の回りの人や物を使ってAR空間で自由に遊ぶ」という世界観の実現を目指し「AR-UGC(User Generated Content)生成ツール《ARama!》」を制作。基本機能にさらなる編集機能や共有機能などを追加する。  

や行

谷口 俊介 八代 了
ウニを知り、人を知る 全ての病院・診療所にMRIを
2022年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2022年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
シンプルな体の構造を持つウニの幼生を利用して、ウニだからこそ見えてくる光に応答する生命現象を解析する。さらにその解析で得られた情報を人類の生活へ応用可能かどうか検証する。 MRIは通常、非常に高い初期コストと運用コストにより導入可能な施設が限られており、MRIへのアクセスが制限される要因になっている。 本挑戦では極めて安価で設置環境を選ばない超低磁場MRIを開発する。
安田 隆宏 山上 紘世
全自動お絵描きプログラム 本物の美少女型ロボットとふれあえるメイドロボカフェ プロトタイプの実現
2014年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
絵を描くということ、特に漫画、アニメに代表される省略を基本とした二次元画像は単純な記号の集積であるということに着目し、その自動化を目指す。この完成により、誰でも自由に絵が描けるようになる。 まるでアニメから抜け出て、そこに生きているかのようなメイドロボ達が給仕し、ふれあうことができる「メイドロボカフェ」の実現。これを目標に今回メイドロボによる給仕を実現し、実験店舗を開催する。
山口 浩平 山田 康太
介護施設で堪能、フレンチフルコース -3Dフードプリンターで実現する食のダイバーシティ- 表情豊かに接客を行う「ROBOT CAFE」店長ロボットの開発
2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2021年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
加齢や疾患に伴う食べる障害、摂食嚥下障害の方は、食べる選択肢の大幅な減少を余儀なくされうる。テクノロジーとシェフたちのハブとなり、障害の有無に関わらず満喫できる料理や場を創造する。 表情の豊かさや細かな仕草がもたらす人間的な動きを有した人型ロボットの開発を実施。このようなロボットによる接客を通し、ロボットによるエンターテインメントとしての新たなる価値創出を目指す。
山西 陽子 吉村眞一
気泡インジェクターによる情報発信 手指の皮膚感覚に基づく新たな健康チェックスマートフォンシステムの開発
2017年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
従来、生体などの柔軟性を有する材料へ情報を埋め込み発信する技術は、その耐久性と侵襲性が問題となり実現が困難と考えられてきた。そこで今回、新しい概念を用いて、生体からの情報発信技術を構築する。 糖尿病や脳卒中の兆候は手・足指先の皮膚感覚鈍麻にいち早く現れる。手・足指の皮膚感覚鈍麻を計測・数値化する機構をスマートフォンに組み込めば健康度チェックに使え、自己健康管理に貢献できる。

わ行

渡邉 孝信 渡辺 隆太郎
垂直離着陸型羽ばたき飛翔ロボットの自律飛行制御 フルダイブ技術のためのTMS(経頭蓋磁気刺激装置)を用いた非侵襲随意運動抑制装置の開発
2018年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者 2020年度「破壊的な挑戦部門」挑戦者
トンボのような飛翔能力を持った超小型のセンサー・ノードをたくさん飛ばして、地球規模の多点環境センシングを行うことが最終的な目標。まずは機械学習を活用した同羽ばたき機の自律飛行に挑戦する。 フルダイブ技術を開発するにあたって、必要になってくるのは人間の体動を現実世界の体に反映しないようにする技術。磁気刺激を用いて技術課題を改善し、フルダイブ技術の完成に近づくことを目指す。

ページトップへ戻る