総務省は、本日、情報通信審議会(会長:内山田 竹志 トヨタ自動車株式会社取締役会長)から、平成28年10月12日付け諮問第2038号「新世代モバイル通信システムの技術的条件」のうち「第5世代移動通信システム(5G)の技術的条件」について一部答申を受けました。
1 背景
将来の電波利用ニーズの更なる増加や身のまわりのあらゆる「モノ」がインターネットに繋がるIoT時代の本格的な到来に対応する新たな無線システムの早期実現に向けて、情報通信審議会では、平成28年10月より新世代モバイル通信システムの技術的条件に関する検討を行っています。
移動通信システムは、1980年代に第1世代が登場した後、2000年に第3世代、2010年に第4世代につながるLTE方式が導入されるなど、10年毎に進化しており、2020年には、次世代の移動通信システムである「第5世代移動通信システム(以下「5G」という。)」の実現が期待されています。
5Gは、3Gや4Gを発展させた「超高速」だけでなく、「多数接続」、「超低遅延」といった特徴を持ち、IoT時代のICT基盤として様々な分野での活用が期待されており、これらに対応するため、5Gの基本コンセプト、ネットワーク構成、4Gから5Gへの移行、5G用の周波数、5Gの技術的条件等をとりまとめた「第5世代移動通信システム(5G)」の技術的条件」について、本日、情報通信審議会から一部答申を受けました。
2 概要
第5世代移動通信システム(5G)の技術的条件の一部答申は、
別紙のとおりです。
3 今後の予定
総務省では、本一部答申を踏まえ、関係規定の整備を速やかに行う予定です。
【関係報道資料】