報道資料
令和2年9月9日
無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の一部を改正する省令案等に対する意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申
−920MHz帯小電力無線システムの高度化に係る制度整備−
総務省は、新たな利用ニーズ等に対応するため、920MHz帯小電力無線システムの高度化に向けた無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の一部を改正する省令案等について、令和2年6月18日(木)から同年7月17日(金)までの間、意見募集を実施しました。その結果、省令案等に対する意見の提出はありませんでした。
また、意見募集の結果を踏まえた上で、当該省令改正案について、本日、電波監理審議会(会長:吉田 進 京都大学名誉教授)に諮問し、原案のとおりとすることが適当である旨の答申を受けました。
総務省は、今後、意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申を踏まえ、速やかに関係規定の整備を行う予定です。
1 意見募集の結果
総務省は、キャリアセンスを要しない920MHz帯アクティブ系小電力無線システムの導入に必要な制度整備を行うべく、無線設備規則(昭和25年電波監理委員会規則第18号)及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則(昭和56年郵政省令第37号)の一部を改正する省令案等を作成し、令和2年6月18日(木)から同年7月17日(金)までの間、意見募集を行いました。
その結果、当該省令案等に対する意見の提出はありませんでした。
2 電波監理審議会からの答申
意見募集の結果を踏まえ、無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の一部を改正する省令案のうち電波法(昭和25年法律第131号)に基づく諮問事項について、本日(9日(水))、電波監理審議会に諮問したところ、原案を適当とする旨の答申を受けました。
3 今後の予定
総務省は、電波監理審議会からの答申及び意見募集の結果を踏まえ、速やかに無線設備規則、特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則及びその他の関係告示の改正を行う予定です。
【関係報道資料】
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