報道資料
令和2年12月8日
「高度化された陸上無線システムに対する定期検査のあり方に関する検討会」報告書(案)に対する意見募集の結果及び報告書の公表
総務省は、「高度化された陸上無線システムに対する定期検査のあり方に関する検討会」報告書(案)について、令和2年10月3日(土)から同月22日(木)までの間、意見募集を実施したところ、9件の意見の提出がありました。提出された意見及びそれらに対する考え方を公表するとともに、当該意見等を踏まえて取りまとめられた報告書を公表します。
1 概要
昨今の陸上無線システムの中には、GPS等の信号を外部から取り込むことなどにより、精度の高い周波数を生成する仕組みや、無線局が正常に動作していることを常時遠隔から監視できる仕組みを有している高度なものがあること、また、空中線の小型化により測定用の空中線端子の設置が難しく、測定器を接続して電気的特性を測定することが困難であるものが増加していることなどを踏まえて、本年3月、情報通信審議会での議論の中で、無線局が正常に動作していることを確保・監視できる仕組み等を踏まえ、定期検査のあり方について今後さらに検討を深めていくことが望ましいとする結論が得られました(令和2年3月31日付け情報通信審議会答申「情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会報告 『第5世代移動通信システム(5G)及びBWAの高度化に関する技術的条件』」)。
これを踏まえ、今後の新たな無線システムについても同様の機能・構造を有するものが想定されるとともに、既存の陸上の無線局においても同様の機能等を有しているものも想定されることから、令和2年5月より「高度化された陸上無線システムに対する定期検査のあり方に関する検討会」を開催し、高度化された陸上無線システムの定期検査のあり方について検討を行ってきました。
検討会の検討結果である報告書(案)について、令和2年10月3日(土)から同月22日(木)までの間、意見募集を行い、今般、提出された意見を踏まえて報告書が取りまとめられたので公表します。なお、報告書の概要は
別紙1
のとおりです。
2 意見募集の結果及び報告書の公表
○ 「高度化された陸上無線システムに対する定期検査のあり方に関する検討会」報告書(案)に対する意見募集結果
(
別紙2
)
○ 「高度化された陸上無線システムに対する定期検査のあり方に関する検討会」報告書(
別紙3
)
※これらの資料については、電子政府の総合窓口[e−Gov](
https://www.e-gov.go.jp)の「パブリックコメント」欄にも掲載します。
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