空間伝送型ワイヤレス電力伝送(WPT)システムは、電波により5〜10メートルの距離を無線で電力伝送するものであり、工場や倉庫内などで利用されるセンサ機器等への給電での利用が期待されています。
920MHz帯WPTシステムは、数十mW程度の小電力の給電用として使用されていますが、普及に伴い、設置場所の自由度向上や活用範囲の拡大等が求められています。
こうした状況を踏まえ、920MHz帯WPTシステムについて、構内における屋外利用や出力を制限した特定小電力局としての利用を可能とするため、情報通信審議会において技術的条件の検討が進められてきたところ、本日、情報通信審議会から920MHz帯空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの屋外利用等に係る技術的条件について一部答申を受けました。
1 背景
空間伝送型ワイヤレス電力伝送(WPT)システムは、電波により5〜10メートルの距離を無線で電力伝送するものであり、工場や倉庫内などで利用されるセンサ機器等への給電での利用が期待されています。
920MHz帯WPTシステムは、数十mW程度の小電力の給電用として使用されていますが、普及に伴い、設置場所の自由度向上や活用範囲の拡大等が求められています。
こうした状況を踏まえ、920MHz帯WPTシステムについて、構内における屋外利用や出力を制限した特定小電力無線局としての利用を可能とするため、情報通信審議会において技術的条件の検討が進められてきたところ、本日、情報通信審議会から920MHz帯空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの屋外利用等に係る技術的条件について一部答申を受けました。
2 一部答申
一部答申は、
別紙1
のとおりです。
また、本一部答申に関する情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会報告及び委員会報告の概要資料はそれぞれ
別紙2
及び
別紙3
のとおりです。
3 今後の予定
総務省では、本一部答申を踏まえ、関係規定の整備等を行う予定です。