報道資料
平成25年4月12日
「教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2013(小学校版及び中学校・特別支援学校版)」の公表
総務省は、これまでの「フューチャースクール推進事業」の成果を踏まえ、学校現場におけるICT環境の構築や運用、利活用の際の情報通信技術面に関わるポイントや留意点について、教育関係者の具体的な取組や地方自治体の導入の参考となるとともに、導入のきっかけとなるように、「小学校版」及び「中学校・特別支援学校版」のガイドラインをそれぞれ策定しましたので公表します。
1 経緯
総務省は、教育分野でのICT利活用を推進することを目指し、平成22年度より、児童生徒1人1台のタブレットPC等を配備し、情報通信技術面の実証研究を行う「フューチャースクール推進事業」に取り組んでおり、平成24年度も、小学校10校・中学校8校・特別支援学校2校の実証校において、文部科学省「学びのイノベーション事業」と連携して同一の実証校で実証研究を実施しました。
その成果については、「フューチャースクール推進研究会」(構成員、
別紙参照)での検討を経て、「教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2013(小学校版及び中学校・特別支援学校版)」(以下、「ガイドライン(手引書)2013」という。)をそれぞれ策定しましたので、公表(※)します。
※ 総務省ホームページ(報道資料の欄及び
教育情報化の推進ページ)に掲載するとともに、総務・文部科学両省連名の文書を添付して全国の都道府県及び市区町村の教育委員会等に発送
2 公表の内容
ガイドライン(手引書)2013は、「小学校版」及び「中学校・特別支援学校版」の2分冊となっており、それぞれの特徴は以下のとおりです。小学校版では、3年間の実証研究の総まとめとして、「はじめに」の中で「教育分野のICT化で実現すること」を整理したうえで、ICT環境の構築・運用・利活用のノウハウを整理し、さらに、ICT機器及びネットワーク環境に関する技術的要件やICT環境の段階的な構築方策をとりまとめています。中学校・特別支援学校版では、実証研究が2年目を迎えたことから、それぞれの学校種の特徴を踏まえ、構築・運用面のポイントに加え、遠隔地との交流授業等の特徴的な利活用事例を掲載しております。なお、中学校及び特別支援学校については、平成25年度も実証研究を継続し、ガイドラインを改訂する予定です。
3 公表資料
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