地方公共団体等が発信する避難指示等の災害関連情報等を多様なメディアに一斉かつ迅速に発信する「Lアラート」に関し、災害時における地域住民への円滑な情報伝達に資するよう、5月17日(火)及び5月18日(水)に、都道府県やメディア等が参加する「Lアラート全国総合訓練2016」を実施します。
Lアラートの運用においては、情報を発信する地方公共団体やライフライン事業者と情報を伝達するメディアとの間で、特に避難指示等の発信・伝達に関し、平時より習熟しておくことが不可欠です。また、災害時において、地域住民の皆様への情報伝達を円滑に行うため、情報の入力から住民への情報伝達までの「一気通貫の総合的な訓練」を行うことが重要です。
本年度においても、集中豪雨(梅雨)や台風等洪水が起きやすい出水期の到来に先立ち、これまでの情報の発信・伝達の習熟やLアラートの普及促進だけではなく、情報発信や情報伝達の正確性・迅速性の向上といった目的を新たに加えて「Lアラート全国総合訓練2016」を実施することとしました。
総務省としては、本訓練を通じ、関係者間において平時からLアラートの意義や役割を再確認いただくとともに、Lアラートを活用した災害時の住民への情報伝達が確実に行われるよう、今後の政策展開に反映したいと考えております。
平成28年5月17日(火)及び5月18日(水)
訓練の実施日時は各都道府県により異なりますので、別紙を参照ください。
訓練情報を発信する地方公共団体及びライフライン事業者において、予め作成したシナリオに基づき、次の情報種別の訓練情報を発信するとともに、各種メディアが伝達