報道資料
平成25年11月19日
ミャンマー等との郵便分野における協力を進めるに当たっての関連サービス等に関する提案募集
総務省は、現在ミャンマー等と協議を進めている郵便分野での協力を進めるに当たって、相手国の郵便・郵便局の発展に資する関連サービス等に関する提案を広く募集します。
1 背景・趣旨
総務省においては、現在、ミャンマー連邦共和国と郵便分野における協力に向けた実務的協議を実施しています。本年9月には、新藤総務大臣と同国のミャッ・ヘイン通信・情報技術大臣との間で二度目の対談を行い、2014年度に向けて、実務的協議を加速することで合意しました。
また、ベトナム社会主義共和国との間でも、郵便分野における協力に向けた実務的協議の準備を進めているところです。
ミャンマーとの実務的協議においては、同国の郵便事業体が提供する郵便サービスの品質改善のための技術的な協力等が求められており、今後、その具体的な在り方について詳細を詰めていくことを想定しています。
他方で、総務省としては、かかる協力等を実施することと併せて、同国に対し、郵便を活用した各種のサービスや、郵便局において提供できる郵便以外の様々なサービスの提供等を提案することによって、同国の郵便・郵便局の発展に資するとともに、こうしたサービスに関して知見のある日本の企業等が同国において関連ビジネスや社会活動を展開する可能性を広げることができると考えています。
こうした視点に立ち、今後、同国との間で技術的な協力等の実施に向けた協議を更に進めるに当たって、郵便・郵便局を軸として同国と日本との間での幅広い互恵的な協力関係の構築を目的とした提案を行うため、民間企業等関係者から広く提案・アイディアを募集するものです。
2 提案募集の概要
- 募集要領
別紙1「募集要領」
のとおり。
※ 提案募集については、総務省ホームページ(http://www.soumu.go.jp)の報道発表資料欄に掲載するほか、総務省情報流通行政局郵政行政部郵便課国際企画室にて閲覧に供することとします。
- 提案提出期限
平成25年12月20日(金)午後5時必着(郵送の場合は、同日必着)
- 提出様式
3 提案の取扱いについて
- 提出のあった提案の内容については、まずは総務省が今後相手国と協議を進めるに当たっての参考とさせていただき、公表はいたしません(個別の提案者・提案内容等が分からないような形で、提案の総数等の結果概略については公表する可能性があるのでご了知下さい)。
- 提案の内容につき、必要に応じて個別のヒアリングや追加の資料提出をお願いすることがあります。また、実現性が高いと思われる提案については、相手国との協議の状況等も踏まえつつ、相手国の政府、郵便事業体その他の関係者に対して直接ご提案・ご説明いただくことも想定しておりますので、ご了知ください。
- いずれにしましても、いただいた情報の取扱いについては、個別に提案者と相談をさせていただきます。
4 今後の進め方(現時点での想定)
相手国との協議の状況等を踏まえた対応が必要となること、また、ご提案いただいた内容にもよることなどから、確定的なことは申し上げられませんが、現時点においては次のようなスケジュールを想定しています。
- 平成26年春頃
- 相手国との間で、協力事業(※)の内容について確認(合意)
- (併せて、関連サービス等についても可能なものから確認)
- 同 夏頃
- 協力事業(※)の開始
- (順次、関連サービスの提供等を開始)
- ※協力事業の実施については、関連予算の成立が前提となります。
なお、今後、相手国との協議の進捗状況や関連予算の成立等の状況を踏まえ、改めて提案募集等を行う可能性がありますが、今回の募集とはあくまで別のものとして行うこととなりますので、ご了知願います。
5 参考情報
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