報道資料
平成31年1月18日
情報通信審議会
情報通信技術分科会
陸上無線通信委員会
陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集
−「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち
「次世代高効率無線LANの導入のための技術的条件」−
情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(主査:安藤 真 独立行政法人 国立高等専門学校機構 理事)は、「次世代高効率無線LANの導入のための技術的条件」について委員会報告(案)を取りまとめましたので、平成31年1月19日(土)から同年2月21日(木)までの間、以下の要領で意見を募集します。
1 経緯
近年、スマートフォンやタブレット端末等の普及に加え、空港や駅、飲食店、スタジアム等における公衆無線LANサービスの利用拡大により、オフィスや家庭内だけでなく、無線システムが稠密に存在する環境で無線LANが利用されるケースが増加しています。
加えて、今後、IoTの利用拡大により、医療分野や産業分野において無線LANが新たな形態により利用されることが期待されています。
また、無線LANの国際的な標準化活動においても、従来システム(IEEE802.11ac)よりも周波数の利用効率を向上させ、無線LAN端末が多数存在する環境でのスループットを最低4倍改善できるIEEE802.11ax規格の策定に向けた検討が行われています。
このような背景を踏まえ、情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会では、平成30年7月より、2.4GHz帯及び5GHz帯において周波数をより効率的に使用する次世代高効率無線LAN(IEEE802.11ax準拠)の導入に向けて必要な技術的条件を検討するとともに、他システム(気象レーダー)との周波数有効利用や5.6GHz帯無線LANの使用周波数帯拡張に向けた検討を行ってきました。
今般、陸上無線通信委員会は、「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「次世代高効率無線LANの導入のための技術的条件」について委員会報告(案)を取りまとめましたので、意見募集を行います。
2 意見募集について
(1) 意見募集対象
情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会報告(案)
別添1
なお、同報告(案)の概要は、
別添2のとおりです。
(2) 意見提出期限
平成31 年2月21 日(木)午後5時(必着)(郵送の場合も同日必着とします。)
(3) 意見募集の要領
意見公募要領(
別紙)のとおり
3 意見提出上の留意点
提出いただいた意見書については、意見、提出者の氏名(法人等にあってはその名称)、その他の属性に関する情報については、後日公表する場合があります。
また、いただいた意見に対して個別の回答はいたしかねますので、その旨御了承願います。
4 今後の予定
意見募集の結果を踏まえ、報告を取りまとめる予定です。
5 資料の入手方法
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