総務省は、筑波大学知的コミュニティ基盤研究センターと共に「デジタルアーカイブ支援ネットワーク(Digital Archive Network:DAN)(仮称)の構築を目指した知識の共有、意見交換のための第5回DAN(Digital Archive Network)ワークショップを平成26年9月19日(金)に開催します。
1.開催趣旨
総務省は、平成23年2月から「知のデジタルアーカイブに関する研究会」を開催し、デジタルアーカイブ推進に向けた取組の方向性の検討を行ってきました。
同研究会では、図書・出版物、公文書、美術品・博物品、歴史資料等公共的な知的資産の総デジタル化を進め、インターネット上で電子情報として共有・利用できる仕組み(デジタルアーカイブ)の構築に向け、デジタル情報資源の流通促進に係る課題の整理を行い、デジタルアーカイブ間の相互連携の促進について議論を進め、「知のデジタルアーカイブ」の実現に向けた提言及びデジタルアーカイブの構築・連携のためのガイドラインをとりまとめ、平成24年3月、公表したところです。
同研究会の提言を踏まえ、デジタルアーカイブの技術・知識・ノウハウ等を収集・蓄積しMLA(美術館・博物館(Museum)、図書館(library)、文書館(Archives))間で共有・継承する機能等の役割を担う組織として、「デジタルアーカイブ支援ネットワーク(Digital Archive Network;DAN)」(仮称)の構築を目指し、総務省は、筑波大学知的コミュニティ基盤研究センターと共に、知識の共有、意見交換のため、第5回DAN(Digital Archive Network)ワークショップを平成26年9月19日(金)開催します。
本ワークショップでは、特にデジタルアーカイブの構築・運営に関する関連機関や担当者の緩やかなネットワークの構築を目標とします。また、東日本大震災以降、デジタルアーカイブの役割も見直されていることから、東日本大震災に関するデジタルアーカイブの利活用生を高め、地域の歴史、文化、生活の記録の保存のみならず、震災の記録を将来の災害対策への活用につなげていくため、震災アーカイブの方向性、DANの役割等についても議論します。
2.日時、会場、主催者等
日時:平成26年9月19日(金)13:00〜16:30(受付:12:30〜)
場所:岡山県立図書館
主 催:総務省、筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター
後 援:一般社団法人メタデータ基盤協議会
協 力:岡山県立図書館、インフォコム株式会社
参加費:無料
3.プログラム
挨 拶
杉本重雄(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科長)
第一部 講演
●総務省におけるデジタルアーカイブの取組
●国立国会図書館におけるデジタルアーカイブの取組
●東日本大震災アーカイブ福島協議会が目指すもの
〜東日本大震災アーカイブFukushimaでの実証成果より〜
菊池尚人(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任准教授)
●大学や自治体等の東日本大震災アーカイブの構築について(仮題)
柴山明寛(東北大学災害科学国際研究所准教授)
第二部 フリーディスカッション
●デジタルアーカイブの今後に関する意見交換
※プログラムは予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
4.参加及び参加申込先
(1)参加対象:デジタルアーカイブに関心のある団体及び行政機関の関係者
(2)問い合わせ先:
・メタデータ基盤協議会
(Eメール)meta-info<@>mi3.or.jp
※迷惑メール対策のため、「@」を「<@>」と表示しております。
送信の際は、「<@>」を「@}に置き換えてください。
・筑波大学 知的コミュニティ基盤研究センター
(電話)029^859-1524
5.関係資料