報道資料
平成29年7月20日
中国総合通信局
鹿足郡事務組合(島根県津和野町)に対し補助金交付を決定
<初めての「ケーブルテレビネットワーク光化促進事業」により 4K・8Kに対応した光化等の整備を支援>
総務省は、本日、放送ネットワーク整備支援の一環として「ケーブルテレビネットワーク光化促進事業」に対する補助金の交付を決定し、中国総合通信局(局長:元岡 透)管内では、鹿足(かのあし)郡事務組合(島根県津和野町)が対象となりました。
本補助金は、制度創設以降、初めての交付決定となるものです。
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補助金の概要
災害時等の被災情報や避難情報など、国民の生命・財産の確保に不可欠な情報の確実かつ安定的な伝達を確保し、条件不利地域における4K・8Kの視聴環境の構築に資するため、ケーブルテレビ網の光化及び送受信設備等の整備を行う費用の一部を補助する制度で、平成29年度から開始されたものです(別紙1)。
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交付決定額
団体名 |
事業費(千円) |
補助金額
(千円) |
事業概要(別紙2) |
鹿足郡事務組合 |
783,519 |
276,877 |
津和野町日原地区(別紙3)のHFC (※1)方式のケーブルテレビネットワークを、耐災害性が高く、平成30年12月から放送開始予定のBS等による4K・8K放送に対応したFTTH(※2)方式に置き換えるもの。 |
※1 HFC(Hybrid Fiber Coaxial):光ファイバーと同軸ケーブルの組合せによる配線方式
※2 FTTH(Fiber To The Home):全て光ファイバーによる配線方式
<関連報道発表>
ケーブルテレビネットワーク光化促進事業の概要
過半数以上(約3,000万)の世帯に普及するケーブルテレビ網について、条件不利地域等における光化等を支援
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災害時等の確実かつ安定的な情報伝達の確保
(風水害等に弱い同軸ケーブルを含む伝送方式が約90%を占めており、光ケーブル化により耐災害性を向上)
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4K・8Kの送受信環境の確保 (2020年に約50%の世帯での4K・8Kの実視聴という政府目標の実現に寄与)
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- 平成29年度予定額 8.8億円
- 補助対象
以下の(1)〜(3)のいずれも満たす地域の市町村、市町村の連携主体又は第三セクター
- ケーブルテレビが地域防災計画に位置付けられている市町村
- 条件不利地域
- 財政力指数が0.5以下の市町村その他特に必要と認める地域
- 補助率
- 市町村及び市町村の連携主体:1/2
- 第三セクター:1/3
(過疎債・辺地債は、1.の場合、充当可能。2.の場合も、市町村が補助を行う場合は同様。)
- 補助対象経費
光ファイバケーブル、送受信設備、アンテナ等

別紙2
事業イメージ図

別紙3
津和野町(日原地区)整備エリア

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