総務省は、令和2年7月3日付けで、令和2年度予算「情報通信技術利活用事業費補助金(地域IoT 実装・共同利用推進事業)」の公募について、外部有識者の評価を踏まえて採択候補を決定しました。
中国総合通信局(局長:本間 祐次)管内では、合同会社ど根性ファームが提案した岡山県笠岡市におけるスマート農業、並びに、広島県福山市、岡山県井原市及び鳥取県日吉津村がそれぞれ提案した行政事務におけるAI活用事業の計4件が選定されました。
また、本事業の追加公募を7月3日(金)から7月31日(金)まで実施いたします。
1 事業の概要
本事業は、地域におけるIoTの実装に取り組む具体的道筋を示した「地域IoT実装推進ロードマップ」に記載され、これまで実証等の取組を通じて創出された「スマート農業・林業・漁業」、「AI活用」など分野別モデルの普及展開を図るため、地域で先導的な取組を支援するものです。
2 選定結果
令和2年4月16日(木)から同年5月20日(水)までの間、公募が行われ、審査の結果、全国で18件、中国地域からは、次の4件が選定されました。
事業主体 | 事業名 |
---|---|
合同会社ど根性ファーム | 農福連携におけるIoT栽培ナビゲーション利活用事業 |
広島県福山市 | 福山市問合せ対応チャットボットシステムの構築 |
岡山県井原市 | 保育園入園選考システム導入事業 |
鳥取県日吉津村 | 方言音声データのテキストデータ化 |
※各事業の概要は別添のとおりです。
3 追加公募
追加公募の詳細は、以下の関連報道発表をご参照ください。
<関連報道発表>
・令和2年度予算「情報通信技術利活用事業費補助金(地域IoT 実装・共同利用推進事業)」に係る採択候補の決定及び追加公募の実施
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000266.html
・令和2年度予算「情報通信技術利活用事業費補助金(地域IoT 実装・共同利用推進事業)」に係る提案の公募
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000246.html