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報道資料

令和7年3月3日
中国総合通信局

山口県宇部市で全国初の「同一周波数放送波中継による 同期放送の公開試験」を実施
< FM放送における同一周波数放送波中継での同期放送の実用化に向けて>

 中国総合通信局(局長:梅村 研)は、周波数有効利用や設備投資コストの低減が期待される超短波放送(FM放送)における同一周波数放送中継での同期放送の実用化に向け、令和6年7月より「超短波放送(FM放送)における同一周波数放送波中継による同期放送に関する調査検討会(座長:村田 英一(山口大学大学院 創成科学研究科 教授))」を設置し、技術的条件等の検証を行っています。
 この度、これまでの検証結果を踏まえた、公開試験を山口大学構内(山口県宇部市)で次のとおり実施します。

1 日時

 令和7年3月26日(水)  13時30分から15時30分(受付開始13時00分)

2 会場

 国立大学法人山口大学構内(山口県宇部市常盤台2−16−1)

3 内容

 山口大学構内に、山口放送株式会社(代表取締役社長:林 延吉)などが開発した「FM回り込みキャンセラー装置」の実験試験局を複数開設し、同期放送が実現していることを実際にラジオで聴取し、音質等を体感できる環境を構築します。

(同一周波数放送波中継に関する同期放送が実現した際のメリット)
  • 同じ周波数のエリアが広がり、必要なFM周波数の削減ができる。
  • 自動車などで聴取する者の利便性向上が図られる。
  • これまで同期放送を実現するためには必要であった特別な中継回線(無線/有線)が不要となる。

4 対象

 どなたでも参加できます。(定員50名、参加費無料)
 ※ ポータブルラジオ(ワイドFM対応でなくても可)をお持ちの方は、御持参いただければ音質等の確認に便利です。

5 主催・共催

 主催:中国総合通信局、中国情報通信懇談会
 共催:国立大学法人山口大学大学院創成科学研究科

6 参加申込方法等

・ 申込方法及び申込期限
  以下のアドレスから必要事項を令和7年3月24日までに御登録ください。
  https://forms.office.com/r/rDrKAR9dVy別ウィンドウで開きます
※ Microsoft formsを活用しています。
※ なお、参加申込において取得した個人情報は、本公開試験の参加申込の確認及び緊急の連絡以外には使用しません。本公開試験終了後は、速やかに処分します。 

7 問合せ先

 無線通信部 電波利用企画課
 電話:082-222-3355
 E-mail: denpa-bukai/atmark/soumu.go.jp
  ※ スパムメール対策のため、「@」を「/atmark/」と表示しております。
   送信の際は「@」に変更してください。

8 参考


連絡先
無線通信部 電波利用企画課
電話:(082)222−3355

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