報道資料
平成25年4月16日
北海道総合通信局
「地下街等における携帯端末向けマルチメディア放送の効率的な送信システムに関する調査検討会」報告書の公表
− 閉鎖空間における良好な受信環境確保に向けて −
北海道総合通信局(局長 杉浦 誠 (すぎうら まこと))が、平成24年6月から平成25年3月まで開催した「地下街等における携帯端末向けマルチメディア放送の効率的な送信システムに関する調査検討会」(座長 上瀧 實 (こうたき みのる)東海大学生物理工学部生体機能科学科 特任教授(当時))において、報告書を取りまとめました。
1 検討内容等
本調査検討会では、地下街等における携帯端末向けマルチメディア放送の効率的な送信システムの導入に向けて、良好な受信環境確保のために必要な送信システムの技術的条件等の検討を行い、報告書として取りまとめました。
本報告書では、地下街等においても携帯端末向けマルチメディア放送が使用できることの可能性が示され、その技術的条件の提示を行いました。
本システムが実用化されると、災害時等における地下街での情報提供ツールとして、一度に大勢の利用者に緊急警報放送や緊急地震速報などの正確な情報をリアルタイムに伝達できるなどの活用が期待されます。
2 報告書
3 今後の取組
(1) 本成果は、地下街等の送信システムの実現に向け、総務本省における情報通信審議会放送システム委員会において、技術的条件の検討に寄与することとしています。
(2) 今後も、北海道総合通信局において、携帯端末向けマルチメディア放送の受信環境確改善の技術的条件に関して調査検討を進めていきます。
<参考>
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