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平成26年度北部方面隊災害対処指揮所訓練に参加

平成27年1月28日up

  北海道総合通信局は、平成27年1月20日(火曜日)及び21日(水曜日)の2日間にわたり、陸上自衛隊北部方面隊主催により実施された「平成26年度北部方面隊災害対処指揮所訓練(北海道主催「平成26年度北海道災害対策本部指揮室図上訓練」と共催)」に参加しました。

  本訓練は、1月20日午前5時に北海道南岸沖(襟裳 - 十勝 - 根室沖)を震源とするマグニチュード9.1の地震が発生し、根室から日高までの広範囲で震度6弱以上の地震、北海道太平洋沿岸部の広範囲で10m以上の津波が発生したとの想定により実施されました。

  会場となった陸上自衛隊札幌駐屯地には、主催の陸上自衛隊北部方面隊、北海道、北海道警察、北海道開発局、第一管区海上保安本部などの行政機関、電気通信事業者や電力会社、運輸関係業者などの公共機関合わせて18機関、約1,100人が参加しました。

会場全体の画像

  訓練では陸上自衛隊北部方面隊が開発した「災害対処訓練統裁支援システム」から与えられる、発災初期段階における被災関連情報や被災地からの要請等の様々な状況に対し、関係の防災機関が有する情報の共有方法、救助や物資搬送などの活動を連携して円滑に遂行するために必要な手順等について、調整と確認が繰り返されました。また、訓練結果から今後の災害対応能力の向上に必要な課題等について参加者間で確認しました。

  訓練中、北海道総合通信局には被災自治体から移動通信機器の支援要請があったという想定で、災害用移動通信機器をヘリコプターにより札幌から釧路まで搬送し、さらに陸路により現地災害対策本部まで届けるというミッション実行の調整等を関係機関と行いました。

  北海道総合通信局では、非常災害時における自治体等の災害復旧対応を支援するため、移動通信機器や移動電源車を貸与する体制を整えております。
  今後も道内各地で開催される防災訓練等に参加し、非常災害時における円滑な支援活動を実施して参ります。

北海道総合通信局ブース画像

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