平成28年4月8日up
総務省及び国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、平成28年3月8日(火曜日)及び9日(水曜日)にコクヨホール(東京都港区)で「総務省・NICT Entrepreneurs' Challenge 2Days」を開催し、8日に「起業家甲子園」、9日に「起業家万博」としてビジネスプランの発表会が開催されました。
総務省では、ICT分野における我が国発イノベーションの実現に向け、「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム(I-Challenge!)」を平成26年度より実施しています。
また、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、ICTを活用した事業を志す高専学生、大学生、大学院生などの次世代の人材の発掘・育成及びICT分野の地域発ベンチャー企業の事業拡大等のサポートを実施しています。
本イベントはその一環として、全国から選抜された学生や若手がビジネスプランを競い合う「起業家甲子園」、地域発の有望ベンチャー企業がビジネスプランを紹介し、資金調達・販路拡大などのビジネスマッチングを促進する「起業家万博」として開催されたものです。
「起業家甲子園」には全国から11チームが参加し、北海道地区からはCode for Hakodateが「Pecily 〜公共交通情報のプラットフォーム」について発表し総務大臣賞を受賞しました。
Code for Hakodate 代表の杉本 涼(すぎもと りょう)氏のプレゼンでは、公共交通機関の利用者が減少している函館市の実情に触れ、公共交通機関の運行状況や利用者情報などあらゆる情報を取得するためのプラットフォームを提供し、第3者の開発者が新しいアイディアでアプリケーションを開発してくれることを期待する、というプランを発表しました。
総務大臣賞の授賞式
「起業家万博」には全国から8チームが参加し、北海道地区から(株)イークラフトマンが「ソクウケ!受注担当アプリ」について発表しました。
代表取締役 新山 将督(にいやま のぶすけ)氏のプレゼンでは、中小企業における電話やFAXによる受注、出荷に関するコスト増に着目し、専用アプリと業務系クラウドの活用による受注業務と出荷検品業務のサービス提供について発表がありました。
株式会社イークラフトマンのプレゼン