平成28年10月22日(土曜日)、洞爺湖町で有珠山噴火を想定した避難訓練が行われました。
この訓練は毎年開催されていますが、訪れる外国人の観光客が増えていることから、今年は新たな試みとして外国人観光客向けにスマートフォン端末向けの翻訳アプリ「VoiceTra(ボイストラ)」や「メガホンヤク」を使った情報伝達訓練も実施されました。
日本語での避難指示をVoiceTraが自動翻訳し、観光客役を務めたアメリカ人女性に伝えられると、他の避難者と一緒に指示通りの行動をとることができました。
避難所では、町職員と洞爺湖温泉観光協会職員が、タブレット端末やスマートフォンにインストールしたVoiceTra(アプリ)を使って、英語に翻訳された音声と画面表示により避難場所や避難者名簿の記入の方法を伝える等の訓練を行いました。
「メガホンヤク」※で一時避難場所への集合を
呼びかけ現在の状況を「VoiceTra」で説明
避難所へバスで移動する前に「避難者名簿」
への記入を「VoiceTra」で説明
※メガホンヤク
英語、中国語、韓国語への翻訳・再生機能を持つ小型メガホン(パナソニック製)