当局は、10月3日(水曜日)一般財団法人マルチメディア振興センター(FMMC)との共催により、e−ネットキャラバン※講師認定講習会を開催しました。
e−ネットキャラバンの講師は、情報通信関係企業・団体等の職員のCSR(CoporateSocialResponsibility)活動として、無償でご協力いただいており、現状の北海道内の講師は351名で、今回の講習会で新たに43名が登録されました。
講習会では、FMMCの松崎担当部長から「e−ネットキャラバンの概要」の説明があり、石橋専任講師からは、新たに講師となる受講者へ、小学生や中学生に対しては、どのような話し方が良いか、どのような話題が関心を引くかなど具体的な事例の紹介等、すぐに講師として役立つ実践的な内容の説明があり、受講者は熱心に耳を傾けていました。
北海道総合通信局では、e−ネットキャラバンの活動などにより、今後も青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備について、推進する取組を進めていきます。
<概要説明>FMMC プロジェクト企画部
松崎 薫(まつざき かおる)担当部長
<講座ガイダンス・模擬講座> FMMC
石橋 恵理(いしばし えり)専任講師
※e−ネットキャラバン
『e−ネットキャラバン』は、平成18年から一般財団法人マルチメディア振興センター(FMMC)が、総務省などの支援・協力のもと、青少年のインターネットの安心・安全な利用のために、「ネット依存」「ネットいじめ」「誘い出し・なりすまし」「ネット詐欺」など、青少年に迫る危機の実態を正しく理解し、トラブルの未然防止となるよう、保護者や教職員、小学生、中学年、高校生を対象に、無料で実施している啓発講座です。
近年、インターネット、携帯電話・スマートフォンは私たちの日常生活やビジネスに欠かせないとても便利なコミュニケーションツールとなり、ネットゲームや動画共有サイト(YouTubeなど)の閲覧など、大人だけでなく青少年たちの利用機会が増加しています。そのため、青少年たちがインターネット関連のトラブルに巻き込まれる事例も多発し、啓発活動への関心も高まっていることから、今年度は北海道各地で、すでに119件の講座が実施(平成30年10月22日現在、実施予定を含む)されているところです。