平成30年11月3日(土曜日)、石田総務大臣は、平成30年北海道胆振東部地震の主な被災地である厚真町、札幌市清田区を視察しました。
厚真町役場において、宮坂町長と、情報通信基盤、人材育成、復旧・復興に対する財政支援要望について意見交換を行いました。
特に、情報通信基盤については、今般の補正予算案「情報通信基盤災害復旧事業費補助金」により、被災した厚真町整備の光ファイバ等の仮設工事に加え、本復旧工事に関する要望について意見交換を行いました。
石田大臣(右側中央)と宮坂町長(左側中央)との意見交換
また、厚真町役場内に当局職員が設置した臨時災害放送局(あつまさいがいエフエム、81.4MHz)を視察し、当局藤本局長から臨時災害放送局の設置に関する説明を受け、厚真町職員からラジオ放送の運用に関する説明を受けました。この後、11月1日(木曜日)から入居が開始された仮設住宅での情報入手手段として有効なポータブルラジオを、厚真町に贈呈しました。
藤本局長(右)から臨時災害放送局の説明を受ける
石田大臣(中央)、宮坂町長(左)
石田大臣(中央右)から宮坂町長(中央左)へのポータブルラジオの贈呈
厚真町職員から説明を受ける石田大臣
土砂崩れの被災現場である厚真町富里地区では、お亡くなりになった方々に哀悼の意を込めて黙祷を捧げ、宮坂町長から当時の被災の状況の説明を受けました。 厚真町の視察の後、液状化被災現場である札幌市清田区里塚を視察し、清田区役所にて、阿部北海道副知事、秋元札幌市長等と、復旧・復興に対する十分な地方財政措置、大規模な地震や長時間停電に強い情報通信サービスに関する要望についての意見交換を行いました。
石田大臣(中央奥)と阿部北海道副知事(左から二人目)、 秋元札幌市長(左から三人目)等との意見交換