平成31年3月5日(火曜日)TKP札幌駅カンファレンスセンターにおいて「医療機関における電波利用推進セミナー」が開催され、医療関係者等から32名の参加がありました。
本セミナーでは、医療機関における電波利用の一層の推進に向け、電波利用機器の活用事例や、今後活用されるシステム等について紹介し、システム等の構築を検討されている病院関係者が熱心に耳を傾けていました。
最初に携帯電話会社の取組として、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社及びソフトバンク株式会社から、各社が設置した院内ネットワークや、次世代通信システム等について説明を受けました。
さらに、株式会社ムトウテクノスから医療機器等に取り付けたBLEタグによる位置情報の管理システムについて、アライドテレシス株式会社から病院内での無線LAN設置の課題や解決策、株式会社エスイーシーからナースコール、ベッド見守りカメラのモニター、電子カルテ及び内線電話を1台のスマホ端末に集約した事例が報告されました。
NTTドコモ 長縄(ながなわ)氏、 KDDI 小川(おがわ)氏 二ッ森(ふたつもり)氏、 ソフトバンク 本田(ほんだ)氏
ムトウテクノス 有持(ありもち)氏、 アライドテレシス 城戸(きど)氏、 エスイーシー 相田(あいた)氏
セミナー終了後には、「北海道の医療機関における電波利用推進協議会」平成30年度第2回会合を開催し、今年度の事業報告及び来年度事業計画等を確認しました。
注)北海道の医療機関における電波利用推進協議会は、医療現場における良好な電波利用環境を確保するための技術的な検討や電波利用機器の適切な使い方などを関係機関等に周知することを目的に平成29年に設立されました。