2021年 新年のご挨拶

令和3年1月4日up

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

    昨年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大により、これまで経験したことがない一年となりました。コロナ禍のなかで新年を迎えましたが、今後はポストコロナを見据えた取組が必要となっております。
    北海道においても、今後の地域経済を発展させていくためには、新たな日常を支える情報通信基盤が欠かせません。広大で豊かな自然環境に恵まれている北海道ですが、未だ光ファイバの未整備地区が残されています。
    このため、光ファイバの未整備地区の解消を要望する全ての市町村に対する支援を行い、光ファイバの早期整備に取組むとともに、地域の実情と目的に応じたローカル5Gや地域BWA等のワイヤレスブロードバンド導入支援ガイドラインの策定など、集中的な取組を進めて参ります。
    こうした情報通信基盤を活用して、ローカル5Gを活用したスマート農業の推進等の地域課題解決に取組んでいます。岩見沢市では、複数のロボット農機の遠隔監視制御や各種センサーからなどの実証等でローカル5Gの実証に取組んでいるほか、浦臼町におけるローカル5Gを活用したブドウ栽培のスマート化等の検討を進めています。
    今年は、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。札幌市ではサッカー競技と陸上競技(マラソン・競歩)が予定されており、北海道総合通信局として、このイベントの成功に向けて万全の体制を整えています。
    また、災害発生時における情報通信手段の確保に向けた体制強化、青少年がインターネットを安心して利用できるよう、「e-ネットキャラバンの取組等を推進し、安心・安全な地域社会の構築に貢献して参ります。
    今年も、北海道の豊かな未来に貢献できるよう職員一丸となって取組んで参りますので、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

局長

 

 

  北海道総合通信局  局長  松井 俊弘(まつい としひろ)

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