北海道総合通信局 臼田(うすだ)情報通信部長あいさつ
北海道総合通信局は、令和3年1月19日(火曜日)、「工場向けワイヤレスIoT講習会in北海道」をオンラインで開催しました。
この講習会は、企業が工場等の現場において生産工程の改善や生産性を向上させることを目的に、2018年度から開催しています。参加者は、安心してワイヤレスIoT(機器等の通信を無線化)を導入、運用するために必要な基本的な知識や技術的ノウハウを習得しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、ポストコロナを見据えた新しい生活様式が求められています。テレワークの導入が難しい工場等においても、IoT機器等を導入することで、品質検査の自動化など、人を介さない作業を実施することで感染予防にもつながり、ウィズコロナ、アフターコロナの対応としてIoT機器の利活用が期待されています。
事前学習で得た知識を補完するために、約1時間にわたり以下の6プログラムを視覚的に体験していただきました。
<プログラム>
IoT機器ロボットの紹介画像
無線通信に障害が発生した例
実験映像による説明の様子
(5)「工場構外における電波利用 〜920MHz帯LoRaWAN
の活用〜」
独立行政法人 国立高等専門学校機構 呉工業
高等専門学校 副校長/電気情報工学分野
教授 黒木 太司(くろき ふとし)氏
(6)「将来技術の紹介 〜ワイヤレスIoTの将来展望…5G
/ローカル5Gの動向紹介〜」
エリクソン・ジャパン株式会社 チーフ・テクノロジー・
オフィサー 藤岡 雅宜(ふじおか まさのぶ)氏
北海道総合通信局は、今後もワイヤレスIoTの導入支援を推進していきます。
■「工場向けワイヤレスIoT講習会in北海道」を開催 −無線でつくる、新しい現場の形−
(令和2年12月24日 当局報道資料)
https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/2020/1224.html