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「北海道起業家甲子園2024」を開催
―北海道情報専門学校のチーム「Ibis」が全国大会出場権を獲得!!―

令和6年12月23日up

 総務省北海道総合通信局(局長 田 義久(たかだ よしひさ))は、令和6年12月7日(土)に「北海道起業家甲子園2024」を開催しました。
 本コンテストは、総務省が情報通信研究機構(NICT)と連携し、起業家の卵となる学生がビジネスプランを競い合う場として開催しているもので、北海道大会は今年で11回目となります。
 今年は過去最多24チームからの応募があり、中学生から大学院生までの12チームが一次審査を突破し、出場しました。
 出場チームはコンテストに先立ち、11月16日(土)に開催された「スタートアップサロン」において、株式会社DRIVE Incubationの藤間 恭平(ふじま きょうへい)氏、及び株式会社D2Garageの豊田 睦雄(とよた むつお)氏の2名のメンター(※)から個別のメンタリング(※)を受け、イベント終了後も引き続きメンタリングを受けるなど、大会当日に向けた熱い意気込みを感じました。
 
 大会当日は、緊張しながらも、準備してきた事をすべて出すというやる気に満ちあふれ、ブラッシュアップされたビジネスプランを熱くプレゼンテーションし、審査員からの鋭い質問にも臆することなく答えていました。待機中には、他のチームとの交流がおこなわれていました。
 厳正なる審査の結果、最優秀賞「NICT賞」は、北海道情報専門学校のチーム「Ibis」が受賞しました。プラン内容は、AIが正しいトレーニングフォームを教えてくれるアプリ「AIフォームトレーナー」です。副賞として、令和7年2月の米国・シリコンバレー研修への参加権及び、3月に東京で開催予定の「起業家甲子園全国大会」への出場権を獲得しました。
 なお、チーム「Ibis」は全国大会に向け、NICTのICTメンターである、D4V(Design for Ventures)パートナー 永瀬 史章(ながせ ふみあき)氏から、個別のメンタリングを受けることとしています。
 本コンテストにおける各賞の受賞者は下表のとおりです。
 

各賞 チーム名
(所属)
プラン名
最優秀賞 NICT賞 Ibis
(北海道情報専門学校)
AIフォームトレーナー
優秀賞 北海道総合通信局長賞 Qanteek
(市立札幌開成中等教育学校)
中高生の勉強に革命を!
教えられる→教えるを実現するAI
北海道モバイルコンテンツ・
ビジネス協議会賞
Cross World
(北星学園大学)
障がいを持つ学生のオンライン授業による海外交流プラットフォームの作成
北海道テレコム懇談会長賞 北国のでじたるふぇありーず
(旭川工業高等専門学校)
屋内でも分かるんです
−屋内位置情報取得システム−
特別協賛団体賞 AWL特別賞 チームラッキーセブン
(北海商科大学)
未来への架け橋―
限界地域と若者(大学生)をつなぐウェブセミナーハウス運営
インフィニットループ特別賞 いってらドバイ
(市立札幌啓北商業高等学校
ほか)
Abroad Link
インプル特別賞 Aeroforest Carbon
(北海道大学大学院)
森林資源管理ソリューション「ForestSense AI」
NTTドコモ北海道支社特別賞 スリーブリッジ
(北海道科学大学)
D Mouse
さくらインターネット特別賞 Boothetic
(苫小牧工業高等専門学校)
伝えたい気持ちを届ける
声のサポーター
ジェイアール東日本企画特別賞 全チーム 全プラン
ジェイコム札幌特別賞 Ibis
(北海道情報専門学校)
AIフォームトレーナー
JPインベストメント特別賞 シェイク
(クラーク記念国際高等学校)
なれっじチャット
D4V特別賞 ミカエルの花園
(北海道科学大学)
wing care plan
パナソニックコネクト株式会社
現場ソリューションカンパニー
東日本社特別賞
北国のでじたるふぇありーず
(旭川工業高等専門学校)
屋内でも分かるんです
−屋内位置情報取得システム−
東日本電信電話株式会社
北海道事業部特別賞
Cross World
(北星学園大学)
障がいを持つ学生のオンライン授業による海外交流プラットフォームの作成
メディア・マジック特別賞 自習組
(札幌日本大学高等学校)
Share Study

 また、審査の時間を使い、株式会社よびもり 代表取締役CEO 千葉 佳祐(ちば けいすけ)氏から「起業ってどんな感じ?進路の選択肢として一緒に深掘りしてみよう!」というテーマで、学生とトークセッションを行っていただきました。進路のことや起業のことについて、学生と千葉氏の間で様々な意見が交わされ、進路決定の真っ最中である学生たちにとって非常に有意義な時間となりました。
                     
 北海道総合通信局では、引き続き革新的な技術サービスを有するベンチャーの創出に向けて、情報通信分野での起業を志す学生や有望な若手起業家等の支援に取り組んでまいります。
 
※「メンター」と「メンタリング」
自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材を「メンター」、メンターが行う助言・指導等を「メンタリング」といいます。
 
<参考資料>
■「北海道起業家甲子園2024」を開催
− 未来を創るのは、君だ −(令和6年12月4日当局からのお知らせ)
 https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/2024/1204.html 


 

NICT賞画像

最優秀賞(NICT賞)を受賞した、チーム「Ibis」(左)と永瀬 史章メンター(右)
 

局長賞画像

優秀賞(北海道総合通信局長賞)を受賞した、チーム「Qanteek」(左)と田局長(右)
 

HMCC賞画像

優秀賞(北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会賞)を受賞したチーム「Cross World」と
里見(さとみ)審査員(右から2番目)

テレ懇会長賞画像

優秀賞(北海道テレコム懇談会長賞)を受賞した、チーム「北国のでじたるふぇありーず」(左)と山本(やまもと)会長(右)
 

テレ懇会長賞画像

株式会社よびもり 代表取締役CEO 千葉氏による学生とのトークセッション

 

集合写真画像
本コンテストに参加した各チームの皆さん
 

スタートアップサロン画像
    スタートアップサロンの様子

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