「北海道管内e−ネットキャラバン認定講師 スキルアップ講座」を実施
令和6年11月11日、一般財団法人マルチメディア振興センターとの共催により、北海道管内「e−ネットキャラバン※」認定講師を対象とした研修会「北海道管内e-ネットキャラバン認定講師 スキルアップ講座」を初めて実施しました。
本研修会では、道内多くの学校で「e−ネット安心・安全講座」を実施いただいている情報通信技術支援員 長野 修二氏を講師に迎え、他の認定講師が中学生・高校生役になり、模擬授業を実施しました。
「一斉授業型」から「主体的・対話的で深い学び」へ、という最近の学校での学びの変化を踏まえつつ、模擬授業は、対話型で進行していきました。
「遅くまでネットをしてはいけない、遅いって何時?」「夜8時。」「夜10時。」「夜9時。」「皆さん、遅くの認識にかなり差がありますよね。」
コミュニケーション時の価値観の違いや感じ方・捉え方に多様性があることを再確認するとともに、ネットを使った際の特性や、ネットでもリアルでもコミュニケーションをとる際に相手を否定しない等の説明を受けました。
受講後、参加者からは、自身の講座のやり方を客観視することができた、自身の講座でも生かして児童・生徒に伝えていきたいなど、認定講師ならではの感想が寄せられました。
今回の講師役の長野氏に対して感謝の意をお伝えするとともに、青少年インターネットリテラシーの一層の向上のため、受講された認定講師に対して引き続き「e−ネット安心・安全講座」の協力要請を行いました。

情報通信技術支援員 長野氏

スキルアップ講座風景
※e−ネットキャラバン
一般財団法人マルチメディア振興センター(FMMC)が事務局となり、平成18(2006)年から総務省、文部科学省及び情報通信分野の企業・団体が協力してスタートしました。各企業・団体は、無償で講師を派遣する等、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)活動として参画しています。
e−ネットキャラバンでは、判断力等の不十分な子どもをインターネットのトラブルから守ることを目的に、児童・生徒およびその保護者・教職員等を主な対象とした「e-ネット安心・安全講座」を実施しています。 講座の内容は、子どもに迫るネット上の危険の実態や特徴を学んで頂くとともに、親子等の対話により、インターネット利用時の家庭内ルールの作成を推奨することを中心としています。
◆e-ネットキャラバン公式WEBサイト(一般財団法人マルチメディア振興センター(FMMC))
https://www3.fmmc.or.jp/e-netcaravan/
ページトップへ戻る