1 概要
 総務省ではこれまで、テレワークの普及促進のため、テレワークの導入・活用を進め、十分な実績や優れた取組を実施している企業・団体を選定、公表してきました。
 本年は、テレワーク導入が馴染まないと思われている業態の企業におけるテレワーク活用・業務改革や、テレワークによる遠隔地勤務や副業・兼業での雇用を通じた地域の活性化等において、特色ある取組を実施しており、その内容が優れている企業・団体を「テレワークトップランナー2025」として選定・公表し、その中から特に優れた取組を「テレワークトップランナー2025 総務大臣賞」として表彰します。
2 「テレワークトップランナー2025」の審査結果
 外部有識者による審査会の結果を踏まえ、全国で13団体を「テレワークトップランナー2025」に選定しました。そのうち特に他団体等が模範とすべき優れた取組を行っているものとして、5団体を「テレワークトップランナー2025 総務大臣賞」に決定、北陸3県からは、株式会社大林組 北陸支店 能登半島災害復旧工事事務所(輪島市)が選ばれました。
 
 
  
   | 企業名 | 業種、所在地、 従業員数(※応募時)
 | 取組の特徴 | 
  
   | 株式会社大林組 北陸支店
 能登半島災害復旧工事事務所
 |  建設業、輪島市、13人 | ○建機を改造することなく、既存の建機メーカーや多機種に後付け可能な建機遠隔装置を開発。モニターや光回線の増設により災害現場における通信・安全確保を維持しつつ復旧作業を実現 
 ・災害対応で培った技術はウクライナ戦火でのがれき撤去にも活用を検討中
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3 表彰式
 表彰式は、テレワーク月間の一環として令和7年11月19日(水)に御茶ノ水ソラシティ(東京都千代田区)で開催される「『働く、を変える』テレワークイベント」の中で行い、地方創生担当大臣賞及び厚生労働大臣賞の表彰式と合同で実施します。また、受賞企業による取組紹介も行います。
 詳細はテレワーク月間ウェブサイトのイベントページをご参照ください。
   
https://www.soumu.go.jp/teleworkgekkan/events/debrief2025.html
 
『働く、を変える』テレワークイベント
・日時:令和7年11月19日(水)13:00〜16:30(予定)
・場所:御茶ノ水ソラシティ(東京都千代田区神田駿河台4−6)
     現地会場及びWEB配信でのハイブリッド開催
・主催: 内閣府、総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省
・事務局:テレワーク月間事務局
      (E-mail) telework_atmark_ml.soumu.go.jp
      ※スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しています。送信の際には「@」に変更してください。
4 関連報道資料
・「テレワークトップランナー2025 総務大臣賞」等の公表(令和7年10月31日 総務省発表)※全体の概要はこちらをご覧ください。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000463.html
・「テレワークトップランナー2025」の募集開始(令和7年6月9日 総務省発表)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000445.html