関東総合通信局は、6月22日(土曜日)、NICTオープンハウス2019(※1)において、東京都電波適正利用推進員協議会の協力により 「電子ブロック体験コーナー」を開催し、子ども達に無線通信の体験をしてもらうことなどを通して、正しい電波利用ルールについての理解を深めてもらいました。
会場では、電波適正利用推進員(※2)の指導のもと、参加した子ども達が電子ブロックでワイヤレスマイクを組み立てました。
子ども達は、電子ブロックを組み立て、周波数を合わせてマイクで話すと、ラジオから自分の声が流れ、思わず笑顔となりました。
会場には参加者の驚きの声と歓声が響きました。
これらの体験により、子ども達に電波の便利さを実感してもらい、興味を持ってもらうことができました。
当日は、157名と多数の参加があり大盛況のうちに終わりました。
電子ブロック体験の模様
(※1)NICTオープンハウス2019(施設一般公開)
国立研究開発法人情報通信研究機構(略称:NICT)(東京都小金井市貫井北町4-2-1)が、最新の研究成果について講演や展示等により紹介するものです。本年は、令和元年6月21日(金曜日)及び22日(土曜日)の2日間にわたり開催され、このうち1日は、子ども向けにNICTの研究を紹介する見学ツアーや体験コーナー、プログラミング教室、南極コーナーなど、親子で楽しめる企画が催されました。
(※2)電波適正利用推進員制度
総務省は不法・違法無線局をなくすために電波監視活動に取り組み、様々な施策を行っていますが、電波環境を更に改善するためには、地域社会に密着した活動が不可欠です。そこで、一定の資格を有するボランティアに委嘱し、国と民間ボランティアが一体となって、不法・違法な行為を未然に防止する周知・啓発活動や混信・妨害に関する相談窓口を紹介したり、簡易な電波障害事例の場合は解決策のアドバイスをする活動を行っています。また、小・中学生を対象とした電波教室を行い青少年に電波に興味を持たせ、その保護者等も含め電波の適正利用に向けて、正しい知識を得られるような周知活動も行っています。
電波適正利用推進員制度 電波適正利用推進員協議会ホームページ