【関東総通】e−コムフォKANTO

　関東総合通信局 情報通信部長の宮山浩一（みややま こういち）から、主催者挨拶を行いました。
　また 共催者である埼玉県の産業労働部雇用労働局長 中山 貴洋（なかやま たかひろ）氏から、御挨拶をいただきました。

　総務省情報流通行政局情報流通高度化推進室課長補佐の片畑 咲耶（かたはた さくや）から、「テレワークの最新動向と総務省の政策展開」と題して、テレワーク導入の現状と課題（テレワークの普及状況・実施率・意義・効果、支援策のあり方等）、テレワーク導入のための総務省の支援策（テレワークマネージャー相談事業、テレワーク・サポートネットワーク事業）、テレワークの普及・拡大施策（テレワーク・デイズ、テレワーク月間、テレワーク先駆者百選等）について講演を行いました。

　社会保険労務士法人NSRのテレワークスタイル推進室CWOで、社会保険労務士である武田 かおり（たけだ かおり）氏から、「テレワーク実施時の労務管理上の留意点」と題して、テレワークにおける2つの視点（ICT環境、働き方（労務管理）ルール）、明日からできる「簡短」テレワーク、半休・半テレで誰でもテレワーク、導入のためのプロセスとルールづくり、テレワークと労働時間制度、労働時間の考え方、労務管理上の留意点等について、講演が行われました。

　株式会社テレワークマネジメントのマネージャーでシニアコンサルタントである鵜澤 純子（うざわ じゅんこ）氏から、「テレワークにおける情報通信技術面の留意点 −テレワーク導入時・運営時のセキュリティ対策のポイント−」と題して、働き方＆ICTインフラの変遷とセキュリティ、ハイブリッドクラウド環境でのテレワークの方法、Underコロナ期に発生した課題への対応、ネットワークの管理、ハードウェアとユーザーアクティビティ管理等について、講演が行われました。

　埼玉県産業労働部ウーマノミクス課から、埼玉県テレワーク導入支援補助金、テレワークWEBセミナー、テレワーク相談会、第5回働き方改革セミナー、男性育児休業等推進宣言企業、多様な働き方実践企業認定制度の紹介が行われました。（テレワークの施策は埼玉県テレワークポータルサイトに、テレワーク以外の施策は埼玉版ウーマノミクスサイトに詳細を掲載しています。）

　愛媛県西条市総務部ICT推進課副課長の渡部 誉（わたなべ ほまれ）氏から、「ワクワク度日本一を目指すスマートシティ西条−西条市におけるテレワークの取組について−」と題して、西条市の情報化施策の背景やスマートシティ西条の説明の後、ICTを契機とした「学び方改革」及び教職員の「働き方改革」のための教育分野の取組として、テレワーク導入の背景（校務の情報化により生じた新たな課題）、テレワークの概要、実施環境・運用体制・モニタリング、教育CIO制度による推進体制、先生らの「声」等について、続いて行政分野の取組（テレワークの概要）について、講演が行われました。

　埼玉県さいたま市に所在し、令和2年度「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰（輝くテレワーク賞）」特別奨励賞受賞企業であるベストプランナー合同会社の代表社員 川崎 洋（かわさき ひろし）氏から、「テレワークを始める前とテレワークを始めた後の比較」と題して、同社がテレワークを始めたきっかけや、「自宅へ出勤しよう！」を合言葉にテレワークを推進していること、テレワークのメリット・デメリット、「経営者の姿勢」が重要であること、テレワークに欠かせない3大要素（規程・ルール、機材・設備、ソフトウェア）、テレワーク運営で経験したこと（行動あるのみ、先のことを考える、「見える化）の徹底）等について、講演が行われました。

　関東総合通信局では、今後もテレワーク導入を支援して参ります。

　なお主催者挨拶の模様は、YouTube関東総合通信局公式チャンネルからご覧いただけます。
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