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【関東総通】e−コムフォKANTO

令和3年2月18日
関東総合通信局

「工場向けワイヤレスIoT講習会in宇都宮」を開催

 関東総合通信局(局長:椿 泰文(つばき やすふみ))と栃木県宇都宮市は、令和3年1月22日(金曜日)に栃木県、栃木県IoT推進ラボ、うつのみや次世代産業イノベーション推進会議との共催により「工場向けワイヤレスIoT講習会」※をオンラインで開催しました。

《講演会の概要》

 本講習会は、工場など主に製造現場において、ワイヤレスIoTの導入を検討又は導入している方、その適正な運用方法についての知識・スキルの習得を目指す方などを対象に、安心してワイヤレスIoTを導入・運用するために必要な無線の基礎知識、IoT活用方法、導入・運用手順、トラブル時の解決方法などを習得していただくことを目的に、【事前学習(e-learning形式)】と【遠隔学習(Web講習会)】の構成で開催したものです。

※総務省の「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のためのICT人材育成事業」として、全国10ヵ所(関東局管内1ヵ所)で開催しているものです。
※本講習会の開催に当たり、経済産業省関東経済産業局からご後援いただきました。

《主催者挨拶》

 関東総合通信局情報通信部長の宮山 浩一から主催者挨拶を行いました。
主催者挨拶をする宮山部長

主催者挨拶 宮山部長

《講習会の内容》

 【事前学習】では、学習コンテンツによるe-learning形式の自主学習を通じて、工場等における電波利用に関する基本的な知識を習得していただきました。
 【遠隔学習(Web講習会)】では、「地域事例」として、真空・雰囲気熱処理加工などの金属加工業を営む株式会社アイ・シイ・エス様から、「無線ネットワーク化による検査装置データ取得の取り組み」として、実際に自社の栃木工場で無線化に取り組まれた際の経緯や無線化後の効果、課題解決策などについて具体的にご紹介いただきました。その後、工場内外における無線の利用シーンや電波測定の様子など講師による実演映像を交えて、視覚的に電波利用に係る技術を学んでいただきました。
株式会社アイ・シイ・エス様による事例紹介

事例紹介 株式会社アイ・シイ・エス様

電波伝搬実験の様子

講習会の様子(1) 電波伝搬実験

工場における無線機の配置例

講習会の様子(2) 工場における無線機の配置例

《まとめ》

 本講習会には、栃木県内の方を中心に50名を超える参加があり、工場におけるIoT利活用への関心の高さがうかがわれました。
 本講習会での学習を通じて、工場等でのワイヤレス化・IoT化が加速し、生産性向上や直面する課題解決に活用されることを期待しています。
 関東総合通信局では、IoT・AIの実装推進や地域経済・社会に身近な分野でのIoTの利活用の推進・人材育成等を通じて、引き続き、地域の皆様のお役に立つよう努めてまいります。

連絡先
総務省関東総合通信局
情報通信部情報通信連携推進課
担当:新井、箭内
TEL:03−6238−1680

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