【関東総通】e-コムフォKANTO
令和7年3月19日
関東総合通信局
第12旅団第12ヘリコプター隊の航空機を使用して
災害対策用移動通信機器等の空輸訓練を実施
関東総合通信局(局長:高地 圭輔(たかち けいすけ))は、令和7年2月14日、陸上自衛隊東部方面総監部協力のもと、相馬原駐屯地(群馬県北群馬郡榛東村)において自衛隊機「UH-60」及び「CH-47」を使用し、発災時に地方公共団体等に貸し出す移動通信機器等の移送手段が空路移動のみ又は陸路移動が困難な場合を想定した空輸訓練を、信越総合通信局及び電気通信事業者と合同で実施しました。
搬送資機材として当局から「公共ブロードバンド移動通信システム」「衛星携帯電話等各種移動通信機器」「スターリンク」を、信越総合通信局から小型移動電源車を持ち込み訓練に臨みました。
訓練機として「UH-60」が2機用意されており、1機は移動通信機器等の積込み・固縛訓練を実施し、もう1機では積込み・固縛したのち駐屯地周辺を飛行し、機体の旋回等により資機材が不安定にならないか、固縛ベルトに緩みが起きないか確認する訓練を実施しました。
また「CH-47」では、機体後方より移動電源車を搭載する訓練を実施し、搭載時における自動車のハンドル操作やスピード調整等、隊員の指示を受けながら慎重且つ安全に搭載しました。
本訓練は、実際に災害が発生した場合と同様の挙動となるため、搬送資機材の積載量や固縛しやすい形状、搭載に適した車種等を理解することができ、大変有意義な訓練となりました。
関東総合通信局では、災害時に貸与・利用できる災害対策用移動通信機器や移動電源車等の活用方法等の周知・啓発活動に取り組み、各機関が開催する防災訓練に積極的に参加して参ります。
ページトップへ戻る